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6/1 の徒然

(また一ヶ月空いてしまった …)

午前中は、まずハンブルガーSVの本拠地であるアイエムテック・アレーナ (Imtech Arena) へ。ハンブルガーSVが主催している「アレーナ・トレーニング」に息子が参加するためである。

ブンデスリーガのシーズンも終了したので、スタジアムはほとんど使われておらず、このシーズンオフには芝生のメンテナンスが行われるものと予想される。その前にいろいろな人たちに実際にピッチに立つ体験を提供する … という意図なのだと思われる。

各参加者の枠は55分。週末はほぼ一日中、それから平日の夕方にもいくつかの枠が設定されている。息子は今日の10:50〜11:45の枠を申し込んだ。ピッチに立つことができるのは(お金を払った)参加者のみ。保護者などはスタンドから観戦することになる。

おそらく、昨年の夏に一週間参加した「HSV サッカースクール」と同じような流れだと思うのだが、いくつかの異なる練習方法を次々に回って体験するような形になっている。息子が所属したグループ(10人くらいいた)の場合、

  • 少人数(息子の場合2対2)のミニゲーム。
  • シュート練習。ドリブルをして持ち込むパターンと、ちょっと離れたところからミドルシュートを打つパターン。シュートをした選手はそのままゴールキーパーの位置に入り、ゴールキーパーを終えたらボールをドリブルしながらシュートする位置に戻る。
  • 1対1での練習。チームは2つに分かれ、かなり小さなフィールドの左サイドバックの位置でそれぞれ待機する。コーチが真ん中にボールを出すので、お互いにそれを取りに行き、相手をかわしながらシュートまで持ち込む(最初にボールを取れなかった選手は相手からボールを奪おうとする)。

という練習内容をそれぞれ15分から20分くらい行っていた。

HSVサッカースクールの時のように言葉の壁が少し心配だったが、コーチも身振り手振りで教えてくれたので問題なかったようだ。息子もシュート練習の合間に同じチームになった子と話をしていたようだし、帰り際挨拶もしていた。こういうところを見ると、息子の適応力は本当に素晴らしいと思う。日本に帰った後も続くといいのだが、おそらくだいぶ勝手は違うのだろうなあ。

その後、ヘアカットや買い物のためにハンブルク中心部へ。ヘアカットは日本へ帰る前日にも行くことにしてあるのだが、特に息子はそれまで耐えられないようなので今日行くことにした。私も少し短めにしてみようと思っていたし。

そして、そのあとはハンブルクでの家族に記念写真を撮りに行った。個人的にはアルスター湖にかかるロンバルト橋の上からアルスター湖越しにハンブルク市庁舎を見る風景が好きなので、これをバックに撮りたかった。構図を変えて何枚か撮影して映りを確認したのだが、どの写真もかなり神妙な顔をしていたので、最後にもう一枚笑った写真を撮ろう、ということになった。結果的にこれがベストショットになった。

夜は、ベルリンで行われたDFBカップの決勝戦をテレビ観戦。日本でいうと天皇杯のようなものか。一発勝負のトーナメントなので、意外なチームが勝ち上がって来るケースも多い。バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガも制し、UEFAチャンピオンズリーグでもドイツ勢同士の決勝戦を制し、順当に勝ち上がってきた。片や酒井や岡崎を擁するシュトゥットガルトは今季ブンデスリーガ12位。組み合わせに恵まれたという要因もあるが、正直意外な決勝進出である。

やはり実力差は明らかで、先週のUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦に比べると少々つまらない。前半終了時は1-0でバイヤンがリード、後半の早いうちにさらに2点追加し、勝負は決まってしまった。

ただ、このあと投入された酒井と岡崎が得点にからむ活躍をしたので日本人としてはうれしい。1点目は酒井が放り込んだクロスから生まれたし、2点目はバーにはじかれた岡崎のミドルシュートから生まれた。岡崎はこのあとも何回かヘディングのチャンスがあったのだが決め切れなかった。正直それまではかなりかったるい試合運びだったのだが、「ここぞ」という時に攻め込んで、そしてちゃんと点を取れるシュトゥットガルトの攻撃力が魅力的だった。確か、先シーズンだったか先々シーズンだったかもそういった試合運びでかなり上位まで食い込んでいたように記憶している。

というわけで、結局3-2でバイヤンの勝利。ドイツのチームでは初の三冠となるそうな。怪我人を何人も抱えていて(例えばドイツ代表のバートシュトゥーバーやクロース)のこの成績はすごい。また、これだけの成績を残したハインケス監督も今シーズン限りでの勇退が決まっており、来シーズンからは一昨年までバルセロナで指揮を執っていたグアルディオラが監督になる。(ハインケスはレアルに行くらしいが …)

 

また忘れるところだった

本日、ドイツはメーデーということで祝日(休日)になっている。そして、例年忘れがちなのだが私たち夫婦の結婚記念日でもある。今年はギリギリ前日に思い出した。

(ちなみにこの日はアイルトン・セナの命日でもある。結婚披露宴の次の日、朝のワイドショーで「セナが死にました」と言っていた。)

昨日そんな話をしていたら、息子がメールでメッセージをくれました。(私たちも息子の誕生日にはメールでメッセージを送っているので。)

お父さんお母さん結婚記念日おめでとうございます。
お母さん毎日ご飯を作ってくれてありがとうございます。
お父さん何をしてるか分からないけどありがとうございます。

朝食後「お父さん、ちょっとパソコン使っていい?」と言われたので、「いいけど何するんだ?」と聞き返したら「内緒」と言い、よく見ると手元にいつの間にか下書きしたと思われる紙を持っている。このあたりがまだ子供なんだなあ?と感じる。

*****

息子と妻は友人宅にランチをしに行ったので、私はこの機に引っ越し準備。もっとも大きな作業になるであろう、CD と本のパッキングに手をつけた。

本については、文庫や新書などは手軽に手放す気になるのだが、大きくて重い本、例えばこちらで訪問した美術館などのカタログなどはやはり持って帰りたい。これを箱詰めすると恐ろしい重さになる。

また、某通運会社から指定されている段ボール箱は狙ってやっているのか?と思うほど、CD や DVD や書籍の寸法にフィット「しない」。例えば、ぎりぎりでA4版の書籍が2列に並ばないとか、ぎりぎりでCDが3列に入らないとか、そういう感じである。箱の中に微妙な空間が空いて収まりが悪いのが何とも気持ち悪いのであるが、そのくらい空いた方が持つ際の負担にはならないのかな?

*****

夜、UEFA チャンピオンズリーグの準決勝の最終戦、FC バルセロナ対バイエルン・ミュンヘンを前半だけ見る。前日はボルシア・ドルトムントがレアル・マドリードを何とか退けたし、バルサ対バイヤンもファーストレグは4-0でバイヤンが圧勝しているので、決勝はブンデスリーガ勢同士の可能性が限りなく高い。

さて、故障上がりらしいメッシは出ていない。バルサはイニエスタやシャビがボールを持つとそれなりにチャンスが生まれるのだが、彼らがボールに触る チャンスが圧倒的に少ない。「これは絶対にバルサは勝てないな」と思いながら、0-0 で終わった前半で見るのを止めたのだが、そのあとで 3 点入ったんですね。容赦ないな、バイヤン。

ウェンブリースタジアムで行われる決勝戦のチケットは惜しくも抽選で外れてしまったのだが、(結果論ではあるが)BVB 対バイヤンの試合をロンドンまで見に行くのも微妙だったなあ …

この組み合わせなら BVB にも勝ち目はあると思うので、そういった意味では楽しみな試合である。自宅で見られるかどうかはまだわからないが。

3/10 の徒然

昨日からの雪がずっと降り続いていたらしく、朝起きてみたらかなり積もっていた。朝食をとっているときに電話がかかってきて、今日予定されていた息子のサッカーの試合が中止になったことを知らされる。まあ、今日はもともと(体育館の中ではなく)屋外のグランドで行われる予定だったので、この雪では仕方あるまい。

一方、妻へのメールで息子の同級生の多くが風邪にかかっているらしいことを知る。息子も少しゲホゲホやっているので、今日は大事をとって家の中で静かに過ごさせることにする。先日購入した「ひつじのショーン」の DVD を見たり、ご近所から借りてきた「コロコロコミック」を読んだりしている。

私はと言えば、昨日/今日と行われている「NO NUKES 2013」を流しっぱなしにしていた。昨年のように YMO やクラフトワークが出演していない分、インパクトとしては小さかったのかも知れない。(正確に言うと YMO は(予定外に?)2 曲演奏した。確か、教授がつぶやいていたと思うのだが、RYDEEN を生演奏だけで(シーケンスなしに)演奏したのは、NHK に出演した際の、いわゆる「どてら YMO」以来だったそう。)

しかし、ステージの間をつなぐ平野さんの説明を聞いていると、キュレーターとしての教授の好みが色濃く出ていたのではないだろうか。nisennenmondai とか avengers in sci-fi とか初めて聞いた(はず、あれ?後者は以前に CD 借りたことがあったかも)のだが、結構気に入った。あと、いとうせいこうさんのラップも久しぶりに聴いたけど、これもよい。

私が好きな音楽からネットワークが広がって、また新しい音楽を知ることができた、という意味でなかなか実りが多かった週末であった。

金曜日のことになるが、facebook で紹介されたサカナクションの新作披露パーティーも聞いてみた。(Special Thanks to Mr.YF)やはり、趣味が近い人が推す音楽は気に入ることが多いものである。

CD が売れなくてどうしようもない、という話をよく聞くけど、音楽は死んでいないのである。ただ、世の中の仕組みが、ある人が本当に聴きたい音楽が、その人に届かない仕組みになっているのではないかと思う。だからこそ、気に入った音楽に対しては対価を支払うようにしたい。

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ドイツ・ブンデスリーガ。

本当にここ数節は各チームが星の潰し合いをしている様相である。5位にいたフランクフルトが引き分け、6位にいたフライブルクが負けた今節、7位のハンブルガー SV はアウェイでシュトゥットガルトと対戦した。ルドネフスの見事なシュートで先制し、そのまま逃げ切って 1-0 で勝利。6 位まで浮上し、ヨーロッパリーグ出場圏内に入った。4 位のシャルケ、5 位のフランクフルトとの勝ち点差も 1 となり、チャンピオンズリーグ出場権も射程距離に入ってきた。

 

3/2 の徒然

週の後半から、頭はボーッとするし、目はかゆいし、鼻水は出るし、喉も少し痛いし、からだもかゆいし … といった症状が続いていた。

今朝、妻が昨年もらったという薬を飲んだらこれらの症状が緩和された … ということは、花粉症の症状だったということか?もう、白樺の花粉も飛んでいると聞いているし …

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息子は今日もガブリエルと遊ぶ。ガブリエルはサッカーの試合があったらしいのだが、それらが終わった午後5時30分頃に来てくれた。

今日は前から約束していた通り、息子の希望でガブリエルにうちで夕食を取ってもらった。なかなか食文化の違いもあって(しかもガブリエルはけっこう好き嫌いが多い)メニューは難しかったのだが、セルフで作るホットドッグ、サラダ、スープ、チキンナゲットやフライドポテトのような揚げ物、ということになった。まあ、喜んでもらえたようでよかった、よかった。

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最近はバッハ以前の初期バロックを聴いている。思い返すと、もともと近現代音楽を好んで聴いていた嗜好がハンブルクに住んでいるうちにどんどん遡っていっている。(ちなみに、ひとまずちゃんと「セイキロスの墓碑銘」までは遡ってみている)

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ラ・ヴェネクシアーナというヴォーカル・グループによるモンテヴェルディのマドリガル集。ちなみにこのグループは全9巻、200曲以上にものぼるモンテヴェルディのマドリガルを全曲録音している。

少人数に研ぎ澄まされたアンサンブルが心地よいが、ときおり大胆に不協和音が使われるのも面白い。

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コレッリの合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)。Naxos Music Library 上にある全曲を録音した団体の演奏を聞いてみたのだが、あまりパッとしたものがなかった。ひとまず個人的にはこれがベストかな。モダン楽器でピリオド的なアプローチである。

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さてブンデスリーガ。前日(金曜日)の試合で4位にいたフランクフルトが負けたし、今節はかなり格下のフュルト相手なので、勝てば上位に肉薄するチャンス! … と思っていたのだが、残念ながら 1-1 の引き分け。やはりディフェンスが安定しないし、試合全般にわたってかなり押し込まれていたように思う。試合終了後のブーイングもかなり凄かった。

ヴォルフスブルクに大勝したシャルケに抜かれて暫定7位。日曜日の試合でマインツが勝てばさらに抜かれて8位まで落ちてしまう。3/30 に、首位を走る(そして優勝がほぼ決定的な)バイエルン・ミュンヘンと当たるまでは与し易い相手が続くので取りこぼさないで欲しいのだが。

 

 

2/23 の徒然(ブンデスリーガ)

久しぶりに何も予定のない(食材の買い出しすらない)休日。日射しこそだんだん強くなっているが、まだ風は冷たい。積もりはしないものの、細かい雪が舞っている。

今週は週の真ん中で体調を崩したし、昨日はワインを飲み過ぎてこれまた体調を崩してしまったので、今日は一日中家の中でまったりと過ごすことにした。

息子はいつものように午前中に家庭学習を終わらせ、それから家族で DVD を見た。実は今さらながらファーストガンダムを見直しているのである。それから、何とか次の水泳シーズンまでに息子に泳げるようになって欲しいので、以前日本で買ってきた水泳教室の DVD も見せてみる。何となくイメージはつかめたようなので、早めにプールに行って試してみたい。

一段落したあと、息子はこれまた毎週末恒例のイベントとして、ガブリエルが遊べるかどうかを確かめるためにガブリエル家に行った。たしか、土曜日はダメかもしれないと言っていたと思ったのだが、ガブリエルと一緒に帰って来た。そして、いつも通り地下室でサッカーをやったり、息子の部屋でレゴをやったり、合間におやつを食べたり …

そして、午後3時30分からはブンデスリーガの試合が始まる。わがハンブルガーSVは前節終了時点で6位、そして昨日は4位のフランクフルトと5位のフライブルクが戦って引き分けた。今日のハノーファー戦で勝てば、5位のフライブルクを抜けるし、4位のフランクフルトとの差も詰められる。来シーズンのチャンピオンズリーグ出場の可能性も見えてくる大事な試合である。

インターネット上で見られるところを探して観戦する。息子とガブリエルに声をかけたら案の定パソコンの前で観戦体勢に入る。

2013-02-23

立ち上がりは決して悪くなかったのだが、オフサイドの疑惑が残るゴールでハノーファーが先制、その後 PK で HSV が同点に追い付くが、その後相手に PK を取られてまた突き放される。そのうちにどんどんプレーが消極的になってきて、なかなかボールがうまく回らない。結局、5 – 1 の大差で負けてしまった。

幸い、前節7位だったマインツが引き分けたために順位こそ変わらなかったが、上が少しずつ離れていって下がどんどん迫ってくる、という事態になってしまった。次節以降は下位のチームとの対戦が続くので、取りこぼさないようにして欲しい。連敗するとあっという間に順位が下がりそうだ。

午後7時まで遊んだあと帰宅。この時間はすっかり暗くなっているので、ガブリエル家はすぐ裏にあるとはいえ、息子と一緒に送っていく。

息子はまたガブリエルと一緒に夕食を食べたいと言っているのだが、さすがに今日言って今日準備するのは無理なので、本当にそう思うんだったらあらかじめ相談しておけ、と伝える。

そういえば、最近うちの近所に新しいイタリア料理店(トラットリア)ができた。イタリア出身のガブリエル家のお墨付きがあれば行ってみたいものだ。

 

2/10 の徒然(息子のサッカーの試合)

今日も息子のサッカーの試合があった。いつもは比較的朝早い時間に集合するのだが、今日は12時30分に集合して移動、午後1時30分から試合開始となった。

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今回も息子が所属するチームを含めて5チームが集まり、総当たりで4試合を行う。

今日はゴールキーパーをやっている子供の都合がつかなかったようで、希望者に順番にゴールキーパーをやらせているらしい。息子も希望したようで第2試合に出番が回ってきた。

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昨日、息子とサッカーをした時には「どうせキーパーはやりっこないんだから、キーパーの練習はしなくていいよ。」と言っていたのだが、まさかこんなことになるとは思わなかった。

こぼれ球が転がってきたときなどのクリアーはなかなかしっかりやっていたと思うが、相手がボールを持ち込んできた時にはやはりどうしたらいいかわからなくなるようだ。結局、この試合は 1 – 2 で負けてしまった。ちょっと落ち込んでいたようだが、これで諦めずにまたチャレンジして欲しいものだ。

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全般的にはどのチームも決定打を欠く展開で、あまり点が入らなかった。どのチームも攻撃より守備が勝っていたと言えるだろう。息子も、ゴールキーパーに止められたものの第1試合の終了間際にいいシュートがあったが、決定的な得点機はこのくらい。あとは中盤でボールを持っているうちに相手に取られてしまったりしていた。

最終成績は2勝2敗だったが、得失点差の関係だろうか5チーム中2位だった。この試合(リーグ戦)では出場選手全員がメダルをもらうことができた。

親善試合:フランス対ドイツ

今日は国際Aマッチデイ。日本では対ラトビア戦が行われたようだが、わがドイツ代表はパリでフランス代表と対戦する。ちなみにラトビアにはハンブルガーSVに所属するフォワードであるルドネフスという選手がいるのだが、今日は出場したのかな?

ドイツ代表の試合を久しぶりにテレビ観戦。前回見たのがいつか思い出せないくらい久しぶりである。

キーパーは事前に告知されていたようにハンブルガーSVのアドラーが、こちらも久しぶりにゴールを守る。今シーズンからHSVに移籍しているのだが、まさにHSVにとっては救世主といった存在。(元?現?)オランダ代表のファンデルファールトとともにHSVの好調の原因になっている。

ディフェンスラインは左からヘヴェデス(日本語表記はこれでいいのかな?Höwedesは発音しにくい)、フンメルス、メルテザッカー、ラーム。やはり左サイドバックはまだ選手が固定されていないのかな?ボアテンクとかシュメルツァーとかヴェンダーとかも試していたのだが。

ボランチはケディラと、欠場となったシュヴァインシュタイガーの代わりにギュンドガン(Gündogan)が入る。

2列目はいつものように左からポドルスキ、エジル、ミューラー、ワントップにゴメスという布陣。

一方フランスは 4 – 3 – 3 という布陣。フランスの選手はリベリーとベンゼマくらいしか知らない。息子はカードを持っていたディフェンダーのサコーも知っていたらしいが。昨年のEUROでがんばっていたナスリは出場せず。

ドイツは意図的にか出場経験の少ないギュンドガンに球を持たせ、そこを攻撃の起点にしているように見えた。ほとんどドイツが攻めている形なのだが、ゴール前でのラストパスの精度を欠いて得点できない。フランスはリベリーやヴァルブエナがいろいろなところに顔を出して攻撃を組み立てようとするが、なかなかつながらない。とか何とかやっているうちに前半終了直前、ベンゼマのフリーキックをヴァルブエナが押し込んでフランスが先制。

後半、まずいつも通り調子の悪いゴメスに替えてクロース。ワントップがいなくなるのでタレントのある選手、例えばエジル、ミュラー、場合によってはボランチのケディラなども上がって攻撃する。こちらのフォーメーションの方がバリエーションがあるし、正直言って格下のフランスには有効なのではないかな。クロースのようにあまり切り込まずに中距離で仕事をできる選手を入れたのは全体のバランスという点からも正解だと思う。ということで、エジルの切り込みからミュラーへの絶妙のパスで1点返す。

その後、これまたいつも通り調子の悪いポドルスキに替えてシュールレが入った。ドイツにはセンターフォワードができる選手があまりいないのでゴメスは使わざるを得ないが(今回はクローゼも出場できなかったようなのでなおさら)、ポドルスキのように中盤ができる選手は山ほどいるのでそろそろ定位置確保は危ないのではないかな?

2点目はやはりエジルから、切り込んだケディラへのスルーパス。

ということで後半は危なげなく乗り切って、ドイツが2対1で勝利。

ところどころに代表経験の浅い選手が入ったことで、当然コンビネーションにも微妙なズレが出てくるのだが、それを試合の中で試しながら修正していくところ、また傍目にも修正していっていることがわかる試合運びなどを見ていると、親善試合というのはこういう目的のためにあるのだなあ、という気がする。

エジルやミュラーのパフォーマンスの高さはいつも通りで言うまでもないが、もはやベテランといえるメルテザッカーの攻守に渡る活躍(やはりこの身長の高さのアドバンテージは高い)、ギュンドガンの積極的なプレイが印象に残る。

 

 

2/2の徒然

まず一週間のおさらいを。

1/29(火)から2/1(金)までは日本から出張者が来て、いろいろ打ち合わせなどを。その前の週にはアメリカで展示会があったので、そこを経由してドイツに入った出張者もいる。もちろん、うちの社員でもそこに出張していた人たちがいるのだが、アメリカから帰ってきた人がほとんどゲホゲホやっていたのが気になる。私も少し喉が痛くなってしまった。

今日は、まず歯医者へ。先々週に神経を抜いてもらった歯の事後処理。あれ以来全然痛みが出ていないので問題ないのであるが、神経を抜いた歯は弱くなるらしいので、クラウン処理などをしないといけないらしい。

午後からは街中へ買い物。息子の同級生の誕生会をやるらしいので、そのプレゼントを買いにレゴショップへ。久しぶりに行ったのだがかなり店内のレイアウトが変わっている。スターウォーズとかハリーポッターとかロード・オブ・ザ・リングスとか、こういったシリーズをプッシュしているような感じである。説明書に書かれている手順に沿って組み立てておしまい、という商品ではそもそもの「ブロック」という玩具の存在意義が薄れてしまうような気がするんだけどなあ?

こちらもひさびさ、レゴショップの並びにある「ダニエル・ヴィッシャー(Daniel Wischer)」という魚料理のお店のフィッシュ・アンド・チップスをテイクアウトする。このお店は私が持っている何冊かのガイドブックに載っている。正直、お店の中に入ってかしこまった食事をしなくても、このテイクアウトのフィッシュ・アンド・チップス(5ユーロ)でかなり満足できると思う。

夕方、息子は日本からの出張者に持ってきていただいた(いつも本当にありがとうございます …)「フィニアスとファーブ」のブルーレイを見ている。年末年始のアイスランド旅行の時にテレビで見てはまったらしい。

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ちらちら見ていたのだが、並行して進むエピソードのカット割りがスピード感あり過ぎ。このスピード感についていけないのは年を取ったからかなあ?

私は、こちらも日本から持ってきていただいた CD を聞いてみる。

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初音ミクをソリストに起用した冨田勲さんの新作。もちろん、まだまだ改良の余地はあろうかと思うが、ミクの「調教」ぶりはさすがプロ、という感じである。ミクが登場する第3曲「注文の多い料理店」は全体の構成から考えると少し違和感があるが、非現実感をもった語り部という意味でのミクの起用には納得感がある。

「イーハトーヴ」という理想郷は、すでに過去となったものへの郷愁なのだろうか?それとも、まだ見ぬ未来への希求なのだろうか?この曲を聞きながらそんなことを考えていた。

ちなみに、私は第6曲にも使われている「雨ニモマケズ」という詩が大好きである。小学生の頃、理由はよくわからないが「この詩を覚えるといい」と母が言った。(母も学生の頃に暗記させられたんだったっけ?)そんなわけで、一時期暗記しようと一生懸命読んだ。

*****

夕方からはドイツ・ブンデスリーガの(わが)ハンブルガーSV対フランクフルト。中位にいるチームが星の潰し合いをしている中で、上位にいるフランクフルトを叩けば一気に抜け出るチャンスだったのだが … 0-2 で負けてしまった。相手チームの監督は先々シーズン(だったっけ?)に成績不振のためにハンブルガーSVをクビになったアルミン・フェーだったので、一段と悔しい。

 

1/20の徒然

今週は先週に引き続き息子のサッカーの試合。

10時20分にいつもの集合場所であるDIYセンターの駐車場に集合し、Halstenbek から北に 20km ほど行ったところにあるバームシュテット(Barmstedt)の体育館へ行く。

全部で5チームが集まり、総当たりの4試合が行われた。

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息子は基本的に途中出場。試合の動向の様子を見て投入されることが多い。

この年代のチームではフィールドプレーヤーが5人なので、基本的に 2 – 1 – 2 のシステムになっている。息子は中盤の「1」のポジションに入ることが多い。

まず1試合目は 2-0 でリードしている状況でフィールドに入った。ゴール前にいたらこぼれ球が来たので、ちょっと遠目からのシュートであったが、打ったら見事ゴールが決まった。久しぶりのゴールである。チームメイトだけでなく、試合終了後に親御さんたちも息子に対して「いいゴールだった」「いいプレイだった」と声をかけてくれるのがうれしい。

2試合目ではゴール前に攻め込んでいったフォワードのシュートがキーパーに弾かれ、息子の前に転がって来た。その球をフォワードに返すような形になり、そのフォワードがもう一度蹴り込んでゴール。いわゆるアシストである。

3試合目は1点先制されて苦しかったのだが、何とか1点入れて同点にしたところで投入される。コーナーキックをねじ込むような形で2点目を入れる。これは何とかカメラに収めることができた。

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4試合目は3-0になったところでディフェンダーとして交替した。

ということでチームは4戦して4勝。力が拮抗しているチームもあったのだが、トータルでは得点10、失点2くらいだったかな?かなり安定していた。

息子も上に書いたように2ゴール1アシスト。かなりいい働きをしていたと思う。攻撃でも守備でもポジショニングがいい。攻撃の時には、ゴールへ向かっていくストライカーとのポジショニングを考え、空いているスペースにポジションを取っている。その結果、こぼれ球を拾うことができたり、ストライカーが囲まれた時にいい位置でパスが出てきたりする。まあ、妻が前から言っていたように今日フォワードをやっている子とはプレイの相性がいいようなのだが。それから、守備に回った時にはちゃんと相手選手をマークして、その選手がボールをもらいにくいようにしている。

課題は、まず諦めないということ。ボールを持っている相手に対してもう少ししつこく粘ってボールを取りにいった方がいいと思う。私と遊んでいる時にはもっとガツガツやっているのでそれがゲームでも出れば全然問題ないのだが。それから積極的にドリブルをするということ。どちらかというとワンタッチでプレイを済ませようとする傾向が強いので(もちろん、それはそれでいいこともあるのだが)、中盤でボールをもらって、なおかつ周りが空いている時はもう少しドリブルで持ち上がって自分で展開できるといいのだが。

ちょっと前に比べると、息子だけでなくいろいろな子供たちのプレイに個性が出てきているように思う。自分が与えられているポジションがどういうプレイを期待されているかがだんだんわかってきて、そのための能力が伸びてきているのかも知れない。

上にも書いた 2 – 1 – 2 のシステムがしっかりできていて、なおかつチーム全体として「今は守るべきなのか」「今は攻めるべきなのか」という意思があるのがわかる。まだまだ強くなりそうなのが楽しみである。

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帰宅後、昨日に引き続き「バック・トゥ・ザ・フューチャー・パート3」を見る。これはパート1やパート2と比べてもややこしさがないのでリラックスして楽しむことができる。最後の最後で蒸気機関車を模したタイムマシンが出てきたのは、鉄ちゃんの息子にとっては予想外の驚きだったようだが、よく見たあとでは「かっこ悪い」と言っていた。

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ドイツブンデスリーガは、この週末から年明けの後半戦が始まった。わが HSV は清武を擁する格下のニュルンベルクとアウェイで対戦した。映画を見ている間に試合が終わったようなので結果を見たら 1 – 1 で引き分け。勝ち切れないなあ … 今節はわりと近い順位のチームが潰し合いをしたおかげで(あ、HSV もその中の一つですが)全般的な状況はあまり変わらない。まだヨーロッパリーグ出場枠は射程圏内である。あわよくば(奇跡が起これば)チャンピオンズリーグも可能か … という感じ。

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ちょっと昔のミュージックマガジンを見ていたら、シガー・ロスとダーティー・プロジェクターズの「傑作」と言われているアルバムを聴きたくなったので、iTunes Store で買ってみることにした。明日以降会社へ行く時に聞いてみることにする。

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息子のサッカーの試合

今日はお昼から息子のサッカーの試合。アルトナ駅の近くにある体育館へ行く。

最近はリーグ戦として1日1戦というパターンが多かったのだが、今日は5チームによる総当たりが行われた。ハンブルク市内にある「都会の」チームは強そうだし、息子が所属する SVHR (Sport Verein Halstenbek-Rellingen) と同じリーグに所属していて先シーズン1位だったチーム(SVHR は2位)もいる。

息子は基本的にベンチスタート。最初の試合はディフェンダーとしての交替だったが、日頃の練習がミッドフィルダーなのでポジショニングなどが全くディフェンダーではない。ボールを追いかけ過ぎてサイドに大きなスペースを空けてしまうことがあったり、1対1でリスキーな守備をして、かわされて、相手の決定的なチャンスになってしまったり、ということもあった。

今までは野外の広いスペースで試合をしていて、今回は今シーズン初めてのインドアだったので、なかなか調子がつかめなかったのだろうか。まあ、それでも試合が進むにつれだんだん前のポジションを指示されるようになってきたので徐々にいいプレーも出てきた。中盤で相手の攻撃をつぶすことに貢献できたかな。

上にも書いたように強いチームばかりだったので苦戦が予想されたのだが、テクニックで勝る他チームよりも中盤の運動量が多かったように思ったし、フォワードの決定力、キーパーの守備力などもあって、接戦ではあったが全勝することができた。最後はコーチもかなりよろこんでいたし、まあ結果オーライというところか。