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今日の積志ウィンドアンサンブル(通し練習)
所属する吹奏楽団の最初の通し練習。まだまだ課題多し。毎年そうなのであるが、通し練習以降にやっとお尻に火がつき始めるわけだ。 所属する吹奏楽団の最初の通し練習。まだまだ課題多し。毎年そうなのであるが、通し練習以降にやっとお尻に火がつき始めるわけだ。 所属する吹奏楽団の最初の通し練習。まだまだ課題多し。毎年そうなのであるが、通し練習以降にやっとお尻に火がつき始めるわけだ。
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オー・マイキー
OH!Mikey 5th [DVD] もう惰性ですな …
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空軍バンド/大澤壽人/ザ・フー
Signatures 2002年のミッドウェスト・クリニックで配布していたらしいアメリカ空軍バンドの自主制作盤。コメントは2003年1月の日記を参照ください。 大澤壽人:ピアノ協奏曲第3番 NAXOS の日本人作曲家シリーズの最新盤。 マイ・ジェネレーション(デラックス・エディション) タワーレコードのポイントカードが溜まっていて引き換え期限が近かったので。結成40年目にして初来日ということでにわかに盛り上がっているらしい。とはいえ、オリジナル・メンバー4人のうち、ジョン・エントウィッスルとあの娘の好きなキース・ムーンはすでに亡くなっている。現在のドラマーはリンゴ・スターの息子のザック・スターキー(リンゴの本名はリチャード・スターキー)だそうである。 オリジナル・フォーマットのイギリス盤というのが長い間CD化されておらず、やっと数年前に実現、今度はそれを紙ジャケ化したということらしい。 タイトル曲《マイ・ジェネレーション》はモッズ・サウンドの典型なのだろう。もう1曲の有名曲《キッズ・アー・オールライト》はビートルズを彷彿させる売れ線のブリティッシュ・ポップという感じ。他にも JB のカバーもあったりして、バラエティに富んでいるといえばそうなのだが、逆に初めて聞く私のようなものにとってはバンドのイメージが掴みにくくもある。イギリスの音楽シーンが過渡期だったということもあるのかもしれないが。
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アメリカン・ヒッツ
NHK-BS で放送されていた「BSエンターテインメント 50’S アメリカン・ヒッツ」を見た。(アメリカン・ヒッツと言いながら、イギリス生まれでアメリカではどうしてもブレークできなかったクリフ・リチャードが紹介されていたのはご愛嬌?) 50年代の音楽というのは、要はブルースやカントリーやジャズやドゥワップなどがロックン・ロールに収斂されていくプロセスなのではないか。あるいは端的に言ってしまえばエルヴィス・プレスリーが登場するまでのプロセスなのである。 ということで、エルヴィスは番組の最後に紹介されたのであるが、放送された映像は全て先日購入した DVD からのものだった。ちょっと残念。 また、そのエルヴィスから影響を受けたビートルズの音楽が、実はマディ・ウォーターズやレイ・チャールズあたりのブルースやソウルからも大きな影響を受けていたことを再確認できた。レイ・チャールズの《ホワット・アイ・セイ》かっこよ過ぎ。 紹介されていた多くの映像はリアルタイムの1950年代のものが多かったのであるが、スウィングなどでオン・ビート(1拍目と3拍目)で手拍子を入れている観客が多かったのが意外。(白人が多かった気がするので黒人のリズム感がどうなのかはわからないが。)アメリカといえどもオフ・ビートが強調されるリズム感というのは、まだそんなに長い間根付いているものではないらしい。 クリフ・リチャードといえば、数年前のウィンブルドンでサスペンドされたゲーム中にスタンドで歌を歌って拍手喝采を受けていたっけ。祝シャラポワ優勝。
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汐澤先生合奏
浜松市アクトシティ音楽院主催のバンドクリニックの一環で指揮者の汐澤安彦さんにご指導いただく。見ていただいた曲はウォレン・ベンソンの《落葉》 と H.オーウェン・リードの《メキシコの祭り》である。午後2時から午後5時半過ぎまで、休憩をはさんで正味3時間ほどの長時間に渡ってご指導いただいた。 《落葉》については「難しい曲やりますねえ。」とか「どこから見つけてきたの?」などのコメントをいただく。「いいですねえ。こういう曲を取り上げ るのは。」とも言っていただいたので、バンドのしての姿勢については評価していただいているのではないかなと思う。作品は抽象的な作風だし、旋律も無機的 だし、ダイナミクスも p が中心なため、どうしても音楽がこじんまりとしていたのであるが、旋律の歌い方などを細かく説明されていくにつれ、音楽がどんどん表情豊かになっていく。 《メキシコの祭り》については「第1楽章のテンポが速くなるまでが難しいですね。」とおっしゃっていたので、この部分にかなりの時間が割かれた。 なんか、昨年ご指導いただいた時と同じような指摘ばっかりだったような気がするのだが、まあそうやって少しずつ向上していけばいいと思う。指摘され た部分がすぐに演奏に反映されるというのは、もちろん汐澤先生が演奏者の持っている潜在能力をうまく引き出しているということが言えるのだが、逆にうちの バンドもまだまだ潜在能力がある、言い換えればまだまだ「いい演奏」ができる余地があるというということを再確認できたイベントであった。
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閉店セール
近所のCDショップが閉店するということで在庫品を20%引きで処分中。何枚か購入した。 コレクション リュート奏者のつのだたかしさん率いる古楽器グループ「タブラトゥーラ」のベスト盤。ちなみにつのだたかしさん、《メリー・ジェーン》でおなじみの歌手つのだ☆ひろさん、「恐怖新聞」「うしろの百太郎」でおなじみの漫画家つのだじろうさんは兄弟である。 この「タブラトゥーラ」は古楽器による編成なので基本的なレパートリーはルネッサンス期の音楽なのであるが(金管アンサンブルではおなじみのズザートの曲なんかもやっています)、無国籍な音楽(インド風のものやジャズ的なインプロヴィゼーションが入るものまで)もやっている。耳に入ってくる音自体は「癒し系」(そろそろ死語?)なのであるが、ちゃんと聞いているとかなり刺激的な音楽をやっている。 10年くらい前に彼らのレパートリーである《カレリア》という曲を聞いて非常に感銘を受けた。ワンコード(というかモーダルと言った方がいいのか)のシンプルな曲で、ゆったりとした 5/8 拍子の古風な舞曲。フィードル(ヴァイオリンの一種)とリコーダーがソロを取り、リュートやハープが伴奏をするというアイルランドあたりにありそうな作品である。 この作品を聞いてみたかったので。 太陽さん まだ、このアルバムは入手できるんですね。とっくに廃盤になったと思っていた … LP では持っているのだが、このピクチャーレコードのデザインは素晴らしい。 例の「DVD-R 化計画」で、10年ほど前に WOWOW で放送された「HAJIME TACHIBANA DESIGN」というビデオが出てきたので、思い出した。 最初にきいたのは大学時代だから、かれこれ20年近く前か。いい意味であまり内容のない音楽だと思うのだが、不思議と印象に残る曲が多い。 ヴィーナス・アンド・マース(紙ジャケット仕様) ポール・マッカートニー関連の紙ジャケも出ているのだが、いまいち食指が動かない。とりあえず、一枚買ってみることにする(これで全部買うことになったアーティスト数知れず)。おなじみヒプノシスのデザインである。 コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー 著者のブルックス・ブラウンはコロンバイン高校銃撃事件の実行犯2名の友人である。日本ではあまり報道されていないが、アメリカではこの事件についてかなりマスメディアに露出していたようだ。また、マイケル・ムーアの「ボーリング・フォー・コロンバイン」でも取材され出演している。まだちゃんと確認していないのだが、未成年者に銃弾を売らないようにとマイケル・ムーアが K マートに直談判に行った場面で「コロンバイン高校の生徒」として紹介されるメンバーの一人のようだ。 小学生の頃から犯人と友人だった著者だからこそ書けるであろう、普通のいじめられっ子が学校での大量殺戮を周到に計画するにいたった過程が丁寧に冷静に語られている。また、事件後、彼にかけられた警察からの不当な嫌疑や、それと戦い最終的に潔白が証明されるまでの記録も書かれている。 タイムリーであるが、悲劇的な結末に至るまで止めることができない心理的葛藤のプロセスは、佐世保市で起こってしまった不幸な事件と符合する点が多いような気がする。
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閉店セール
近所のCDショップが閉店するということで在庫品を20%引きで処分中。何枚か購入した。 コレクション リュート奏者のつのだたかしさん率いる古楽器グループ「タブラトゥーラ」のベスト盤。ちなみにつのだたかしさん、《メリー・ジェーン》でおなじみの歌手つのだ☆ひろさん、「恐怖新聞」「うしろの百太郎」でおなじみの漫画家つのだじろうさんは兄弟である。 この「タブラトゥーラ」は古楽器による編成なので基本的なレパートリーはルネッサンス期の音楽なのであるが(金管アンサンブルではおなじみのズザートの曲なんかもやっています)、無国籍な音楽(インド風のものやジャズ的なインプロヴィゼーションが入るものまで)もやっている。耳に入ってくる音自体は「癒し系」(そろそろ死語?)なのであるが、ちゃんと聞いているとかなり刺激的な音楽をやっている。 10年くらい前に彼らのレパートリーである《カレリア》という曲を聞いて非常に感銘を受けた。ワンコード(というかモーダルと言った方がいいのか)のシンプルな曲で、ゆったりとした 5/8 拍子の古風な舞曲。フィードル(ヴァイオリンの一種)とリコーダーがソロを取り、リュートやハープが伴奏をするというアイルランドあたりにありそうな作品である。 この作品を聞いてみたかったので。 太陽さん まだ、このアルバムは入手できるんですね。とっくに廃盤になったと思っていた … LP では持っているのだが、このピクチャーレコードのデザインは素晴らしい。 例の「DVD-R 化計画」で、10年ほど前に WOWOW で放送された「HAJIME TACHIBANA DESIGN」というビデオが出てきたので、思い出した。 最初にきいたのは大学時代だから、かれこれ20年近く前か。いい意味であまり内容のない音楽だと思うのだが、不思議と印象に残る曲が多い。 ヴィーナス・アンド・マース(紙ジャケット仕様) ポール・マッカートニー関連の紙ジャケも出ているのだが、いまいち食指が動かない。とりあえず、一枚買ってみることにする(これで全部買うことになったアーティスト数知れず)。おなじみヒプノシスのデザインである。 コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー 著者のブルックス・ブラウンはコロンバイン高校銃撃事件の実行犯2名の友人である。日本ではあまり報道されていないが、アメリカではこの事件についてかなりマスメディアに露出していたようだ。また、マイケル・ムーアの「ボーリング・フォー・コロンバイン」でも取材され出演している。まだちゃんと確認していないのだが、未成年者に銃弾を売らないようにとマイケル・ムーアが K マートに直談判に行った場面で「コロンバイン高校の生徒」として紹介されるメンバーの一人のようだ。 小学生の頃から犯人と友人だった著者だからこそ書けるであろう、普通のいじめられっ子が学校での大量殺戮を周到に計画するにいたった過程が丁寧に冷静に語られている。また、事件後、彼にかけられた警察からの不当な嫌疑や、それと戦い最終的に潔白が証明されるまでの記録も書かれている。 タイムリーであるが、悲劇的な結末に至るまで止めることができない心理的葛藤のプロセスは、佐世保市で起こってしまった不幸な事件と符合する点が多いような気がする。
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BCL3脱稿
「ノヴェナ バンド・クラシックス・ライブラリー3」の曲目紹介を脱稿。 実は、このシリーズは作品が複数収録されている作曲家が多い。チャールズ・カーターとかフランシス・マクベスとかアルフレッド・リードとかスウェアリンジェンとか。レックス・ミッチェルにいたっては《海の歌》《大草原の歌》《序奏とファンタジア》とそれぞれに一曲ずつ収録されているのである(となると、第4集にはやっぱり「あの曲」か?)。 そもそも多くが古めの曲なので資料もそんなにないし、とりわけ教育的作品の場合には曲の周辺データも少ない。データがあったとしても曲の背景などが語られている場合は少なく、せいぜい作曲年度や委嘱の経緯などがわかるだけだ。そういうわずかな資料から曲目紹介を書くのは、実はかなり大変である。 曲そのものの音楽的な流れを言葉で追いかけて「曲紹介」とするのはあまり好みではないので、それは極力避けたつもりである。曲紹介を読んでいただいて、その作曲家の他の作品への興味が生まれるような書き方を心がけた。この文章を読んで、CD を買っていただける方がどのくらいいるのかわからないが忌憚のないご意見をいただければと思う。 なお、シリーズで重複する作曲家についての紹介はなるべく重複を避けたので、シリーズ全部お買い上げいただいた方がより楽しんでいただけるかと(^_^;)。
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ヤマハ吹奏楽団第39回定期演奏会
2004年5月30日(日) アクトシティ浜松大ホール ヤマハ吹奏楽団の定期演奏会を聞きに行く。プログラムは以下の通り。 P.I.チャイコフスキー/イタリア奇想曲 菊池幸夫/摩天 J.イベール/「寄港地」より F.チェザリーニ/アルプスの詩 アンコール P.マスカーニ/歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲 J.フチーク/フローレンティナー・マーチ 最近の演奏会では tutti のバランスの悪さが気になっていたが、今回はよかった。全体にこじんまりとしてしまったのだが、バランスの改善によって聞きやすくなったメリットの方が大 きいと思う。(恐れていたように《アルプスの詩》ではやはり部分的に寝てしまったが …..) 委嘱作品である「摩天」は一種のオルガン協奏曲とでも言える作品。オルガンとバンドが拮抗しながら高みに向かう ….. という作曲者のプログラムノートそのままのようなイメージ。(ということで、今年のコンクールの自由曲にはならないような気がする。)最近の「長生四部作」はかなりロマンティックな作風であったが、この作品でまた「硬派な」ヤマハ委嘱作品の作風が戻ってきたように思える。
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広島BCL日記(その2)
広島での二日目。 宿泊したホテルが平和公園の近くだったため、朝の散歩を兼ねて原爆ドームやら平和公園を見て回る。原爆ドームから道路をはさんだすぐ向かいに広島市民球場があったのが意外といえば意外であった。 私などはこの年にして初めて広島を訪れたので、原爆ドームや平和公園や随所にある追悼のモニュメントなどを見るたびに、いちいち「ズシ」「ズシ」と 日本が歩んできた歴史というものを思い返してしまう。それにしても、依然として原爆ドームは静かに立っているわけだし、平和の灯はともされ続けているし、 観光バスは毎日やって来て団体旅行客やら修学旅行生やらは原爆死没者慰霊碑の前で手を合わせている。そういうことを「日常の隣で行なわれ続けていること」 として捉えるのはどんな気分なんだろう、とふと思う。 その後、ブレーンの営業の方がホテルに迎えに来てくれて宮島観光。当然のことながら厳島神社へも始めて行くわけだ。この営業の方は天理高校から近畿大学を経てブレーンに就職したそうで、言わば吹奏楽のエリートのような方である。コンクールや演奏旅行などで私などが得難い経験をされているわけで、道すがらそういう話をお聞きするのは非常に楽しい。 午後1時30分頃に録音会場である廿日市市文化センターに到着。ちょうど《呪文と踊り》(チャンス)のレコーディングが始まるところであった。結局、夕方まで《ノヴェナ》(スウェアリンジェン)と《ジュビラント序曲》(アルフレッド・リード)の録音を聞かせていただく。 ホールは1階席と2階席の間の間仕切りを閉めていたようなので1階席のみで800席ほどのスペース。吹奏楽を演奏するには少しライヴ過ぎる響きかなとも思うが、床や壁には木が多く使われているし、天井も高いので柔らかい残響が残る。 (以下、素直な感想なので提灯記事だと思わないでね …..) 録音に立ち会いながら、このシリーズを聞いて感じていたことをスタッフの方々といろいろ話していたのだが、私と同じような考えを持っている方が多かったことに今さらながら驚いた。「新鮮な発見がある」ということである。このバンド・クラシックス・ライブラリー・シリーズの一連の演奏を聞いていると、自分の頭の中にイメージとしてある演奏との違いに「はっ」とする瞬 間がある。例えばテンポ設定だとか各パートのバランスについてである。そこで、その部分をフルスコアで確認してみると、確かにスコアにはそう書かれている のである。(非常に具体的な例で恐縮であるが、《呪文と踊り》は4年ほど前に指揮したことがある。今回の録音にもその時に使ったフルスコアを持って行ったのであるが、それでも録音を聞きながらスコアを追っているといくつかの新しい発見があった。) 木村吉宏先生がおっしゃるには「彼ら(広島ウィンドオーケストラ)にとって、ほとんどの曲が新曲なんですよ。」ということらしい。実際、ほとんどのメンバーはかなりお若い。固定観念がない分、純粋に楽譜に向き合えるのではないかという気がする。 あ、そうだ。ラインナップはこんな感じです。 序奏とファンタジア(レックス・ミッチェル) 呪文と踊り(ジョン・バーンズ・チャンス) マスク(フランシス・マクベス) チェスター序曲(ウィリアム・シューマン) 狂詩曲「ノヴェナ」(ジェイムズ・スウェアリンジェン) ウェールズの歌(アルバート・オリヴァー・デイヴィス) ジュビラント序曲(アルフレット・リード) コラールとカプリチオ(シーザー・ジョヴァンニーニ) 序奏とカプリス(チャールズ・カーター) ***** で、帰りの新幹線の中で読んだ本。ふと KIOSK で見つけたので買ってみた。 東大生はバカになったか (文春文庫) なんか、立花隆さんの文章を読むのも久しぶりだ。自分の知識欲を刺激するという意味で、立花さんの旺盛な知識欲とそれをどんどん突き詰めていくプロセスを読むのは非常に楽しい。 基本的には、文部省による教育システムの失敗についての指摘と、高等教育を受けるものが習得しなければいけない「教養」とは何かという話題が主である。これらの具体的な事例を示すキーワードとして「東大生はバカになったか」という題名がつけられている。 漠然と大学進学を考えている高校生あたりが読むと面白い内容なのではないかと思う。 ***** 帰宅したら amazon.co.uk から以下の CD/DVD が届いていた。 DVD は国内未発売のタイトル、CD は全て日本国内では CCCD でリリースされているタイトルである。(こういうタイトルを輸入禁止にするのは止めて下さいね。) 歌劇「兵士たち」 ちょっと前にベルント・アロイス・ツィマーマンが作曲した管楽アンサンブル曲《ユビュ王の晩餐のための音楽》について調査していたところ、同じ作曲者のこのオペラが目に止まったので買ってみた。本命の《ユビュ王》よりも先に届いてしまったのであるが。 こういう作品が存在すること自体は知っていた。 LD で国内盤が発売されていた(廃盤。しかも未 DVD 化)頃にはかなりの反響があったように記憶しているし、ゴールデンウィークに《ユビュ王》のCDを探した時も、このオペラのCDは見つけることができた。 錻力の太鼓 (CCCD) ジャパンの最終作にして最高傑作と言われている作品。以前、CDで聞いたときにはあまりいい印象を持たなかったのであるが、リマスタリングされた音源はかなりいい感じである。 […]