Author: musicabella

  • 倫敦(ロンドン)日記その3

    仕事をしているチームでパブへ。ギネス1パイント2杯。現地社員同士の会話にはほとんどついていけない。チャック・ノリスがどうのこうのという話をしているのが聞き取れたのであるが、「チャック・ノリスって誰だっけ?どこかで聞いたことあるな …..」と思っていたら、映画「燃えよドラゴン」に出演していた俳優だった。そういえば昨晩テレビでやっていたな。途中までしか見なかったけど。 隣に座った人と少し会話をする。ロンドンで私と同じような立場で仕事をしている人で、メールやテレビ会議ではいちばん会話をしている人である。やはり(?)サッカーの話になって、「ベンゲルが好きなのでアーセナルが好きだ」という話をしたら妙に気があってしまったり。 mulled wine なるものを教えてもらう。ワインを温めて砂糖やシナモンを入れたものらしい。クリスマス近辺の限定メニューらしい。

  • 倫敦(ロンドン)日記その1

    出張でロンドンへ行くことになった。国内移動に時間をかけるよりは、乗換えがあっても海外の空港でブラブラした方が楽しいので、名古屋からフランクフルト経由でルフトハンザ航空を利用することにした。 浜松からセントレアまでは直行バスがあるので、浜松駅からバスに乗れば寝ていても着く。ギリギリのスケジュールで到着するように予定を組んだため、空港に到着したら即チェックイン→両替→出国。あまり空港内を散策することはできなかったのだが、とりあえず海外渡航に使うにはコンパクトにまとまっていてよいのではないか。成田とか関空は広すぎてね。 ルフトハンザは初めて利用したのだが、シートピッチがちょっと狭かったこと以外はなかなか快適。 というわけで機内で読んだ本。 回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫) 秀さんへ。―息子・松井秀喜への二一六通の手紙 (文春文庫) ドイツでは免税品店でちょうどなくなりそうだった愛用のアフターシェイヴローションを探すが見つからず。残念。 ロンドンに着いたのは夜。まずはロンドンらしい食事ということで、ホテル近くのパブでギネス(とりあえずはハーフパイント)とフィッシュ・アンド・チップスを食す。

  • 来年の定期演奏会の選曲

    来年の定期演奏会に向けての選曲作業が始まっている。 (ちなみに積志ウィンドアンサンブルの第25回記念定期演奏会は2006年7月16日(日)に浜松市教育文化会館で開催します。) 次回は25回記念ということなので、ある企画を用意しているのだが、それを考慮に入れたプログラムを作らないといけない。例年より「縛り」が多い分だけ苦労している。 演奏会全体を見通したプログラミングでいちばん大事なのは「バランス」だと思っている。特にうちの定期演奏会はいわゆる「ポップス」を取り上げないのでなおさらである。 古典的な作品(といっても吹奏楽では50年も遡れば十分に古典である)もやりたいが、新しい作品も取り上げないわけにはいかない。お客さんにとってわかりやすい曲想も大事だが、抽象的な作品を取り上げることにも意味はある。といった感じで考えている。 それから、いわゆる「積志らしい選曲」と言われて評価されている(と思っていいのかな?)曲たちもある。これらは「取り上げられる機会は少ないが、初めて聞く人(もちろん普段吹奏楽を聴かないような人たち)にも興味を持ってもらえそうな曲」という観点で選んでいる。 とはいえ、こういう曲ばっかり取り上げていると「マニアックな選曲」とか言われてしまうので、この枠は一回の演奏会で一曲くらいでいいのかなという気がしている。最近取り上げた曲では《「ルーブル」からの場面》(デロ=ジョイオ、第18回(1999年))、《ウィンド・バンドのためのフローリッシュ》(ヴォーン=ウィリアムズ、第19回(2000年))、《吹奏楽のためのディヴェルティメント》(ハーシェン、第21回(2002年))、《落葉(らくよう)》(ベンソン、第23回(2004年))あたりがこの枠だろうか。 取りとめもなく書いているが、何となくネタが続きそうな気配。お楽しみに。

  • 金賞団体の競演

    最近の吹奏楽コンクールの金賞団体を集めたお得なCDセットが発売されるそうなので、全日本吹奏楽コンクールのデータベースに登録しました。 全日本吹奏楽2000 金賞団体の競演 全日本吹奏楽2001 金賞団体の競演 全日本吹奏楽2002 金賞団体の競演 全日本吹奏楽2003 金賞団体の競演

  • 積志公民館まつり

    日頃練習で使わせていただいている積志公民館主催の「公民館まつり」での演奏。 スーザ/美中の美 海沼実(森田一浩編曲)里の秋 箱根八里の半次郎〜きよしのズンドコ節 ちょっと前からいわゆる「ポップス演奏」が少しずつよくなってきている。今回も前日練習からなかなかいい雰囲気だったので、本番もその雰囲気のまま楽しく演奏できたのではないだろうか。もっと「えげつなく」演奏してもいいんだけどな。

  • またもやティファナ・ブラス

    タワーレコードへ。 実は、昨日結婚したカップルに先日紹介したティファナ・ブラスのCD(ビタースウィート・サンバ)をプレゼントした。 トランペット吹きの新婦からは以前から貸して欲しいと言われていたし、実は私も自分の結婚式で友人からCDをもらったのだった。その友人は別に大した意味もなくくれたのであろうが、もらったCDが何だったのかもちろん覚えているし、そのCDをもらった時のシチュエーションも覚えている。手持ちのCDにそういう思い出が確かに刻み込まれるのも素敵なことじゃないかと思い、プレゼントすることにした。 … と思いついたのが結婚式の3日くらい前だったのだが、その頃から急に仕事がテンパって買いに行くことができず、結局自分が聞いていたのをパッケージもせずに渡してしまった … ごめんね。もう一枚買ってきたので早めに連絡してもらえれば未開封のものと交換します。 … といっても新婚旅行に行っているのか … 昨日ラジオで聞いたニルソンの《You Can’t Do That》が収録されている「パンディモニアム・シャドウ・ショウ」は見つからず。同じショッピングセンター内の書店では「生協の白石さん」も品切れ。かろうじて「あたしンち(11)」だけは買えた。

  • 披露宴での演奏

    うちの吹奏楽団の団員同士の結婚披露宴というかパーティーでの演奏。 サンダーバード ムーン・リバー ホール・ニュー・ワールド ウィー・アー・オール・アローン オーメンズ・オブ・ラブ 今回も練習時間が少なかったわりには、ひとまず合格点という感じの演奏。 さすがにこれだけ立て続けに演奏機会があると、要領がよくなるというか、演奏におけるツボがわかってきて、少ない練習なりの演奏表現ができるように なってきているように思える。これでシーズンオフ(とはいっても来年になるとすぐに次回の定期演奏会の準備が始まるのでごく短いシーズンオフではあるが) になると、もとに戻ってしまわないかちょっと心配なのではあるが。 夜は通常練習。 演奏機会はまだまだ続く。次の本番は11月19日の「積志公民館まつり」である。 氷川きよしの《きよしのズンドコ節》を合奏で取り上げた。 吹き方が上品過ぎるので「もっと汚い音を出してください」という指示を出したら、わりとイメージに近い音が出てきた。一皮剥けつつあるのかな? 吹奏楽やクラシックの演奏の仕方と、ジャズやロックや歌謡曲での演奏の仕方は基本的にはまったく別物であると考えた方がいい。(あ、別に二元論に限定 して語ろうとしているわけではないので …..)時には一方でタブーとされている演奏法が他方では定石となっている場合もあるのだ。 例えば、吹奏楽やクラシックでは音の最後に響きを残すことが当たり前と思われているところがあるが、ポップスなどでこれをやるとかっこ悪い場合もある。ゲートエコーみたいにむりやり残響を叩き切るような吹き方が必要な場合もあるのだ。 あとは、これを全体で統一する必要がある。あるパート(演奏者)が適切な演奏法を取っていても別の奏者が別の奏法を取っていると全く意味がなくなってくるのである。 というわけで、うちのバンドがポップスが苦手だと言われているのは、こういうドグマのせいかも知れないなあ ….. 練習からの帰り。カーラジオで「ようこそ夢街名曲堂へ!」を聞く。 以前、ティファナ・ブラスを特集していたときにも偶然聞いていたのであるが、なかなか渋いところを突いた視点がよい番組である。 今日のテーマは「ビートルズ・カヴァー特集」。聞いていたところでちょうどかかったのがニルソンの《You Can’t Do That》。これ、凄いわ。曲の枠組は確かに《You Can’t Do That》なのだが、そこに他のビートルズ・ナンバーが散りばめられている。これが1967年に発表されているというのは信じ難い。だって、引用されてい る《Strawberry Fields Forever》はその年に発表されているんだもの。 フォー・キング・カズンズの《Good Day Sunshine》もオリジナルよりコーラスワークが面白い。

  • 早坂文雄作品集

    外出したついでに予約していた CD を取りに行った。 早坂文雄:ピアノ協奏曲 NAXOS の日本作曲家選輯シリーズの最新盤。指揮者ヤブロンスキーとロシア・フィルの組み合わせは、このシリーズの「伊福部昭:シンフォニア・タプカーラ」がいまいちだったのでちょっと不安だったのだが、この演奏は悪くない。

  • エルヴィスの紙ジャケボックス

    エルヴィスの命日(8月16日)に発売された紙ジャケの購入者全員プレゼントであるボックスが今日届いた。こんな感じ。 紙ジャケは全30枚がリリースされて、このボックスは応募券を10枚集めて送るともらえる。ということで、うちにはこのボックスが3つ届いたのであった。

  • クラスター&イーノ

    最近、深夜(という時間でもないが妻や息子が寝静まってから)にオーディオルームの整理を兼ねてCDを一枚ずつ聞く習慣になっている。 そもそも息子が生まれてからオーディオルームでCDを聞く機会がめっきり減ってしまった。育児をまかせっきりで一人で部屋にこもるのも気が引けるし、かといって見るもの全てを口に入れ始めている息子をオーディオルームに入れたら何をし出すかわからない。(この間も静かにDVDのケースをしゃぶっていたし。) そういうわけでいつの間にかオーディオルームは「息子に触られてはいけないものの緊急避難場所」となってしまい、文字通り「足の踏み場のない状態」になってしまった。 また、ふとCDの数を数えると(一応買ったCDは全てデータベース化している)、一日一枚のペースで聞いていっても所有CD全てを聞くのに10年以上かかることが分かってしまった。 そういえば以前どこかで読んだことがある。あまり細かいことは覚えていないのだが、自分の年齢とCDの所有枚数と一月当たりの平均購入枚数(だったかな?)からある指数を導き出すことができる。その数字がある数以上だと一生かかっても所有している全てのCDを聞くことができないから、もうCDを買うのは止めなさい ….. という趣旨であったと思う。閑話休題。 というわけで、部屋を片付けながらCDを聞くというアイデアを思いついた。今日ふと目についたCDがこれである。 クラスター&イーノ いつ購入したか覚えていないし、聴いた記憶もなさそうである。たぶんジャーマン・ロックに凝っていた頃に買ったのだろう。 ジャーマン・エレクトロ・ロックのクラスターと、ご存知ブライアン・イーノのコラボレーション。「アンビエント・テクノの元祖」と紹介されていたがそうかなあ?あまりそういう感じはしない。 聞いた印象は饒舌で明るい《ミュージック・フォー・エアポート》という感じ。実際には、この《クラスター&イーノ》の翌年に《ミュージック・フォー・エアポート》が発表されているので、このアルバムの路線をさらにアンビエントな方向に推し進めたのが《エアポート》ということになるのだろう。 ポップなミニマル感がなかなか面白い。カンのホルガー・シューカイもゲスト参加しているらしい。全然気がつかなかったけど。