明日の早朝にアイスランドを発つので、いろいろな行動ができるのは今日が最終日となる。
まずは、ツーリストインフォメーションへ行ってオーロラ観測ツアーの再予約(ツアーに参加してオーロラを見られなかった場合にはもう一度無料で参加できる)を行い、明日の朝の空港へのシャトルバスの予約を行う。
アイスランドには鉃道がないので、バスが主要な移動手段になる。いろいろな観光ツアーに行くにしてもバスで行くことになるのだが、泊まっているホテル(我々の場合はアパートメントだが)まで小さなワゴンでピックアップにしに来てくれ、バスターミナルで大きなバスに乗り換えてツアーに出かけたり空港へ向かったりする。
その後はいろいろなお土産を物色。
こちらは書店とCDショップが一緒になったようなお店。ここで見つけたCDたち。世界的にブレークしたビョークやシガー・ロスらのCDは世界中どこでも同じものが手に入ると思ったので、「アイスランドならでは」のちょっと気になるアーティストのCDを探してみた。
かつて、教授のツアーメンバーとしてベースを弾いたこともあるスクーリ・スヴェリソン(Skuli Sverrisson)がサクソフォンプレーヤーのオスカル・グジョンソン(Oskar Gudjonsson)と組んだデュオ。スクーリはここではギターを弾いている。
“Early Birds” はエレクトロニカあるいはフォークトロニカ志向のバンドであるムーム(mum)のアルバム。最新アルバムなのだが「お蔵出し」的な過去の音源らしい。これを聞いてもこのバンドならではのサウンドは聞けないかも知れない。別のお店で彼らの代表作である「Finally We Are No One」を買う。これはアイスランドのみで流通している盤らしい。
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そのあと、自分たちに出す手紙を投函するために郵便局へ。イマジン・ピース・タワーに行った時に迷って買わなかった写真集が売られていたので買っておくことにした。
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さて、午後9時からいよいよ2回目のオーロラ観測ツアー。小雨が降っているが予報では徐々に雲が切れていくとのことなのでそれに期待することにする。観測地点についてからも時おり雨は降っていて、空も雲が晴れたりかかったりと安定しない。
が、何となく北の空に雲とは違う霞がかかっているように見え始めた。
何枚か撮影して、撮影した画像を確認しながら、だんだんオーロラではないかという確信に変わってきた。
ちなみに、肉眼で見ても薄白く見えるだけで、写真で捉えたように緑色には見えない。また、画像の右側にあるオレンジ色の光はレイキャヴィク市内の灯りなので、これもオーロラの光ではない。