愉しきかな古楽器演奏

昨日の水曜日が祝日ということで、木曜日と金曜日に有休を取って5連休にする人が多い。

火曜日に帰る時に上司の Ralf に「私は木曜日と金曜日に休むので会うのは月曜日ということになるな。Schönes Wochenende!(よい週末を)」と言われたのであるが、自分がそれとは入れ替わりに来週の前半に(日本人学校の秋休みに合わせて)休暇を取ることを忘れていた …

それはさておき、最近いわゆる「ピリオド演奏」にはまっている。

ちょっと前にシューマンの交響曲を聞いて意外にも気に入ってしまったので、同世代のメンデルスゾーンの交響曲も聞いてみるか、と思ったのである。Naxos Music Library から探すのであるが、まずは BIS レーベルから出ているアンドリュー・リットン指揮ベルゲン・フィルの演奏を聴いてみた。すっきりしていい感じなのだが、ちょっと物足りない。

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それから、いろいろなウェブページを眺めたりしてたどり着いたのが、Hänssler というレーベルから出ている、トーマス・ファイ指揮ハイデルベルク交響楽団による演奏。

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管楽器こそ古楽器を使っているが、弦楽器は現代の楽器を使ってピリオドアプローチ(ノンヴィブラートとか)をしている、いわば折衷的な演奏様式なのであるが、これがなかなかよい。あまりにオーセンティックに過ぎるピリオドアプローチにありがちなどぎつい音色は緩和され、しかもピリオドアプローチの面白さである、管楽器と弦楽器の絶妙なバランスの妙も聞ける。

というわけで、このコンビによるメンデルスゾーンの交響曲全集(管弦楽のために書かれた5曲だけでなく、その前に書かれた弦楽のための交響曲も収録されている)にすっかりはまってしまったわけだが、このコンビはハイドンの交響曲全集も進行中とのこと。確かピリオドアプローチでのハイドン交響曲全集はまだ成し遂げられていないはずなので(残念ながらホグウッドなども中断したまま)、この演奏様式で聞けるとさぞ楽しかろう。やはり、ドラティの全集にはなじめないので、この新しい全集に期待したい。

それから、これを探している時に見つけた、フォルテピアノによるベートーヴェンのピアノソナタ。ロナルド・ブラウティハムによる全集が BIS レーベルから出ている。

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モダンピアノのようなブリリアントな響きは期待できないが、その反面それぞれの音の粒立ちがはっきり聞こえ、引き締まった音楽が聞ける。これはこれでありだと思う。ジャケットには(おそらく)ヨーロッパ各地のベートーヴェンにちなんだ地名の標識が使われているのも面白い。

 

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