Day: February 18, 2012

  • ボルドー兄ちゃん再び

    ということで、ワインの買い出しにハルステンベックのワインショップ「HE-LA Weinhändel」へ。 例によってボルドー兄ちゃん(今度ちゃんと名前を聞いておかないとなあ …)が出てきて応対してくれる。「ママから聞いたんだけど、ボルドーでも 2cm くらい雪が降ったんだって。」みたいな世間話から始まる。 今日は赤白それぞれ2本ずつくらいで、キャラクターが違うものを欲しい、というリクエストを出して、基本的にはお薦めにしたがうことにした。 左はフロンサック。この地域はメルローが多く使われているのだそうだ。こちらはフルーティな感じで鴨やアヒルに合うと言われた。右はムーリス。この地域は以前聞いたことがなかったのだが(ボルドーの地図を見ながら説明してもらったところによると)マルゴーの近くにあるのだとか。こちらはかなり重いワインらしく2005年とはいえデカンティングした方がいいと言われた。当然ながら牛肉に合うらしい。 白はシャブリとシャルドネ。 ***** 会計時、「日本語で “Welcome to HE-LA Weinhändel” って何て言うの?」と聞かれた。そういえば、前回にはなかったように思うが、店内にも日本語の案内文が張ってあった。彼も「ようこそ」とか「ありがとう」とか「さよなら」とかとメモを持っている。日本人のお客さんが増えているのだそうだ。 彼が小さい頃、1998年のフランスワールドカップの際、サッカーの日本代表チームがボルドーで合宿を行った。その際、多くの日本人がボルドーを訪れたのだが、彼らが立ち去る時にゴミを綺麗に片付けていったことがとても印象に残っているのだそうだ。 まあ、このお店には何かとお世話になっているので、私でお役に立つことがあればお手伝いしたいなあ、と思っている。 彼は月曜日からボルドーに帰るそうで(「パリで乗り換えるの?」と聞いたら「シャルル・ド・ゴールはカタストロフだ。アムステルダムのスキポールで乗り換える」と言っていた。)Bon voyage.