さて、この週末からブンデスリーガが再開。今年初のスタジアム観戦は香川(とその他たくさんのタレント)を要するボルシア・ドルトムント戦である。
香川が練習する様子を見たいということで、いつもより早めにスタジアムに向かう。最近はほとんど家族ブロック(Familienblock)で観戦している。このエリアは禁煙なので快適なのである。
一応、現在のフィンク監督に代わってからは無敗だったのだが、あっさりと1-5で負けてしまった。BVB(ボルシア・ドルトムントの略称です)はゴールキーパーのヴァイデンフェラーを欠き、ドイツ代表でも評価上昇中の19歳マリオ・ゲッツェを欠き、パラグアイ代表のフォワード、ルーカス・バリオスも控えに回っていたというのに … もっとも、HSVもペトリッチがベンチスタートで、前半戦アシスト王のトゥーレを怪我で欠くという状況だったのだが …
全く格が違う、という印象。ほとんどBVBにボールを支配されている。ディフェンダーから前線へボールを出せないのでたびたびバックパスとなり、そのたびにブーイングを受けていた。HSVのゴールキーパーであるドロブニーのフィード能力には疑問があるので、そこから出されたボールが前線の選手に収まりにくい。前線の選手がボールを取ったとしても意図のあるパスを出せない。味方に出したパスにBVBの選手の方が早く反応してしまうというのもどうなのか?
これはハーフタイムで、HSVのマスコットであるヘルマンがふて寝している図。
香川は(普段とは違うポジションなのかな?)かなり高い位置にいて、多くの機会で攻撃の軸になっていた。得点もなかったし、アシストも確かなかったと思うのだが、存在感は大きい。
次はアウェイでのヘルタ・ベルリン戦。ここは確実に勝ちたい。その次のホームはバイエルン・ミュンヘン戦なので …
しかし、BVBは多くのサポーターが駆けつけていた。応援の声もHSVに負けていなかった。
帰りのスタジアムから最寄り駅へのシャトルバスの中では、ほとんどBVBのサポーターに囲まれるような形になってしまった。息子を見つけたサポーターから「カーガワ、シンジ!」という歌を歌ってもらったのだが、息子は寒かったのか疲れていたのかあまり反応できず。