日別アーカイブ: 2011 年 8 月 13 日

ハンブルガーSV対ヘルタ・ベルリン

他国より早く先週開幕した2011/2012シーズンのドイツ・ブンデスリーガ。初戦をアウェイのボルシア・ドルトムント戦で迎えたハンブルガーSVは、この第2戦がホームでの開幕戦となる。

今回はアイスクリームメーカーであるLANGNESE(ランクネーゼ)が提供している「家族ブロック(Familienblock)」で観戦。このブロックは全席禁煙であることと、子供料金が設定されていてかなり安いことがメリットである。

けっこう選手が入れ替わっているので、まだ新加入の選手をあまり把握していない。スターティングメンバーは、まず昨年まで第2キーパーだったドロブニー。フランク・ロストが移籍したために第1キーパーになった。昨年もロストが怪我をして欠場していた時期に出場していたのだが悪くなかった。ディフェンスラインは右からディークマイヤー、ブルマ(新加入)、マンシエン(新加入)、現役ドイツ代表のアオゴ。ディークマイヤーは昨シーズンからポジションに定着した若手有望株である。ボランチはヴェスターマン、その前は右からトーレ(新加入)、韓国人のソン、スクジャルブレッド(新加入)、オランダ代表のエリア、フォワードはペトリッチの1トップ。

しかし、昨年のもっとも悪かった状態を思い出すくらい連携が悪い。近距離のパスでもお互いの意思が疎通せずに相手に奪われてしまう。それから、中盤にゲームをコントロールできる選手がいないのでなかなか攻撃パターンが作れない。これだとゴール前に張っているペトリッチがボールに触る機会が少ない。ペトリッチのポジションを少し下げて彼にもっとボールを回させた方がよかったのではないか。後半、ペトリッチに代わって中盤のヤロリームが入ってからは攻撃の形が作れるようになってきたが、交替するのはペトリッチではなくて2列目の誰かだったのではないか?

結局2-2の同点だったが、試合内容も合わせて、心情的には果てしなく負け試合に近い。ベン=ハティラやゲレーロといった攻撃的な選手が戻ってくるまでは我慢するしかないのかなあ … 次はアウェイでバイエルン・ミュンヘン戦。