今シーズン9回目のスタジアム観戦。HSV対フライブルク。
HSVは頼りになる二人のフォワード、ペトリッチとファンニステルローイが欠場。ソン、ゲレーロの2トップというかなり緊急事態な布陣である。(大昔、ジュビロ磐田のフォワードが全員怪我していてサイドバックだった遠藤をフォワードとして使わざるを得なかった状況を思い出した。)
息子は「(フライブルクの)シセのゴールも見たいから、2-1でHSVの勝ちでいいよ。」とか言っていたのだが、結局そのシセに2点決められて0-2の完敗。5位マインツが勝ったので勝ち点差が9に広がり、残り2試合での逆転が不可能になったため、UEFAヨーロッパリーグの出場枠も逃し、今シーズン終了決定。
監督が代わってモチベーションが上がるのは最初のうちだけだったのかなあ … ソンはフォワードなら絶対に決めなければいけない決定的なチャンスを外すし、中盤はこざかしいパスをするけど他の選手がその動きを感じられないのでみすみす相手に渡してしまうし、ベンジャミンは前線にフィードすることができないので相手の守備にフォーメーションを整える時間を与えてしまうし、ヤロリームの中途半端なポジショニングは最終ラインとも攻撃の2列目ともマッチしないし …
(ザンクトパウリと比べて(笑))比較的紳士的と言われるHSVサポーターも怒る時には怒る。終始強烈なブーイングが飛び交う試合だった。
そんな中で唯一サポーターから温かい拍手が送られていたのが、今シーズンでチームを去るゴールキーパーのロスト。勝利がなかったここ数試合(過去5試合で2敗3分け)でも孤軍奮闘でがんばっていた。子供を連れてアリーナを一周したのはサポーターの溜飲を下げるためだったのか?
ところで、今回観戦したのはファミリーブロックという区画。ここは名前の通り親子連れが多いので過剰に酔っぱらったうるさいサポーターもいないし、全エリア禁煙だし、売店もそんなに混んでいないし、比較的リラックスした雰囲気で試合を見ることができる。来シーズンはこのエリアにシーズンシートを取ろうと画策中。