「のだめカンタービレ」に影響を受けたのと、昨年買ったホグウッドによるモーツァルト交響曲全集が思いのほか面白かったので、年末年始で帰国した際にモーツァルトのオペラ《魔笛》のDVDを買ってみた。行ったのが「TSUTAYA」というか「蔦屋書店」というか、だったので、選択肢はこれしかなかった。
魔笛 Die Zauberflote― DVD厳選コレクション珠玉の名作オペラ vol.1 モーツァルト作曲 (DVD厳選コレクション 珠玉の名作オペラ)
イヴァン・フィッシャー指揮、パリ国立歌劇場での演奏。
そういえば、私が見たことがあるオペラのレパートリーは非常に限られていて、プッチーニの《トスカ》とか(考えてみれば、これも「動物のお医者さん」の影響かもしれない)、リヒャルト・シュトラウスの《サロメ》とか、ベルクの《ヴォツェック》とか、ワーグナーの《指環》とか、そんな感じである。(なんか病的といえば病的だなあ …)
そんなバックグラウンドで《魔笛》を見ると、展開が早い早い(笑)。「のだめ」で読んだり、Wikipedia であらすじを読んだりした限りではストーリーは少々複雑そうなのだが(考えてみれば、上記の《トスカ》や《サロメ》や《ヴォツェック》はかなり登場人物が少ない)、まあ、楽しめそうである。
疲れていたのか、最初に夜の女王が登場するところで意識を失いそうになったので、続きはまた今度。