日別アーカイブ: 2011 年 1 月 10 日

今年の初出社

まだ少し時差ボケが残っているのか、息子も私も午前6時前に起床(妻はいつももっと前に起きている)。それゆえ、いつもより早く出社することができた。

ドイツでの愛車に乗るのはほぼ2週間ぶり。日本では実家の車や妻の実家の車に乗っていたのだが、久しぶりに愛車に乗ってみるとハンドル、アクセル、ブレーキ、何もかもが重い。あらためてドイツの「ものづくり」の質実剛健さを認識した。

ところで、昨年帰国した時には車を運転しなかったので、日本での運転は1年半ぶりくらいだったのだが、意外に右側通行/左側通行の違いによる混乱は少なかった。ただ、ワイパーとウィンカーがドイツ車と日本車では逆についているのでこれは混乱する。ドイツでも、いまだに本当にとっさの時はウィンカーを出すつもりでワイパーを「ぐいーん」と動かしてしまったりしますが。

Fantasma(初回限定盤)

今日の通勤ミュージックはコーネリアスの「ファンタズマ」。昨年の秋に砂原良徳のリマスターで再リリースされたものである。もちろん、男は黙って初回限定の3枚組 … なのであるが、出足が遅かった(というか、予約するのを忘れていた)ので手に入れるために少々のプレミア価格を払うことになってしまった。

私がコーネリアスをちゃんと聞いたのは2006年に発表された「Sensuous」が初めてだったので、1997年に発表されたこの「Fantasma」は後追いという格好になる。冒頭は「Sensuous」と同じような方法論だなあ、と思ったのであるが、曲が進むにつれ、フリッパーズ・ギターに近いポップな曲想も感じられるようになる。情報量過多で「ごった煮」的なところは中期ビートルズに通じる猥雑さもあるのかな。

結局、ここで吸い込みたいものを吸い込めるだけ吸い込み、それを吐き出して残ったものが「Sensuous」なのかな。2つのアルバムの間に発表された「Point」を聞けば、その印象も変わるのかも知れないが。

*****

会社に行くと、今年初めて顔を合わせるということでいろいろな人から「Happy New Year」という挨拶をもらう。日本だと「松の内」を過ぎると「あけましておめでとう」とは言わないような気がするのだが、新年初めてということでこういう挨拶をするのだろうか?

休み中もメールはチェックしていたのだが、内容をチェックする程度でよほどの急用でない限り返事はしなかった。ということで、まずはメールチェックと然るべきアクションを。今日が日本の休日でよかった。

*****

夕方、会社を少し早く抜けて歯医者へ。いわゆる「クラウン治療」の最終仕上げ。