クリスマスパーティー

この会社の通常の慣習では、クリスマスの前の週末が多くの従業員にとっての最終出勤日となる。もっとも今年はクリスマスイヴが金曜日でクリスマスが土曜日という、あまりありがたくないカレンダーなので、例年に比べるとクリスマス直前まで働く社員が多いようではあるのだが …

一昨年はリーマン・ショックのために会社としてのクリスマスパーティーは自粛(だったらしい)、昨年は会社の創立25周年パーティーがあったためにクリスマスパーティーはなし、ということだったのだが、今年はつつましく「カンパニーランチ」という形で、本社勤務の人たちが一堂に会しての昼食会があった。ふだん社員食堂として使われているところに100人程度が集まって一緒に昼食を取る、ただそれだけなのだが、ふだんとは違うかしこまった感じがあって、まあ一年の締めとしてはよかったのではないかなと。メニューはあらかじめ決められた3種類の中から選ぶ、という形だったのだが、私はこの季節特有のドイツ伝統料理である「ゲンゼコイレ」(がちょうの足の丸焼き)を注文した。

そのあとは、昨年同様に社内有志の企画によるカジュアルなクリスマスパーティーになだれ込む形になった。全社ミーティングも兼ねていて、永続勤務の社員へのプレゼント贈呈や、今月いっぱいで日本に帰る先輩駐在員へのプレゼント贈呈やスピーチなどもあった。いつかは自分にもこういう時が来ることを考えると切ないものがあるなあ …

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