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ハンブルガーSV対シュトゥットガルト
今シーズン3回目のサッカー観戦。ホームでのシュトゥットガルト戦。 席は前回よりもさらに前で、ゴール裏の前から9列目。 ちなみにこの席の左側、コーナーポストの後ろあたりが相手サポーターの応援席ブロックになる。それなりに距離があるのでそんなに危険はないと思っていたのだが、お互いに挑発し合ったりしてけっこう緊張した空気が流れている。 試合の方は相手は格下だし、前半の早い時間に一人退場になったし、で、今まで見た試合の中ではいちばん安心して見られた試合だった。4-2で(一応)圧勝。後半から出てきたファンニステルローイのゴールも見られたし。 しかし、そろそろ時期的には限界ですな。午後3時30分の試合開始だったが、すでにその時点で気温は氷点下。防寒装備に加えて膝掛けのフリースまで持って行ったのだが、それでも足下から冷えて来る。しばらくはテレビ(インターネット)観戦になると思います。
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マッケラス/イーノ
またまたjpc.deから。 Janacek & Martinu 先ごろ亡くなったイギリス人指揮者サー・チャールズ・マッケラスがチェコのスプラフォン・レーベルに残した全録音(ただしオペラを除く … らしい)が2つのボックスでリリースされた。一つ目はドヴォルザークとスメタナ、二つ目はヤナーチェクとマルチヌーということで、私は二つ目のボックスを買った。 ヤナーチェクについては先日、室内楽とオペラのボックスを買ったのだが、このボックスには管弦楽作品が多く収められている。マッケラスがウィーンフィルを振った《シンフォニエッタ》が今一つだったので、ここで演奏されているチェコ・フィルとの演奏がそれを超えるといいなあ、という期待と、DVDで収録されている《グラゴル・ミサ》の原典版を聴いて(見て?)みたかったのが大きな動機である。 《シンフォニエッタ》。ウィーンフィルとの演奏に比べると、オケが指揮者の言うことを聞いている感じがする。確かにまとまってはいるのだが、この演奏を聞くと、ウィーンフィルとの演奏で気に入らない点だった「オケが暴れている感じ」が逆に個性として聞こえてくる。今のところどっちもどっち、どちらの演奏も及第点だが気に入らないところもある、というところ。もう少し聞きこんでみますかね。 Small Craft On A Milk Sea (WARPCD207) ブライアン・イーノの新譜。他のアーティストとのコラボレーションはいろいろ買ってきたが、ソロアルバムをリアルタイムで買うのは初めてではなかろうか? 短めの曲が多いので、目の前をさまざまな風景が通り過ぎていく感じ。イーノ自身の解説によると「コンポジションというよりはインプロヴィゼーション」「歌い手は存在せず、語り手も存在せず、聴く者が何を感じるべきかを指し示す案内人も存在しない」ということなので、昔から実践しているサウンド・インスタレーション的なコンセプトに基づいているのかな? アンビエントっぽい雰囲気の作品から始まって、だんだんリズム的要素の強い曲になり、また最後は静かになっていくという曲構成。使う音の選択にものすごく気を使っていることを思わせる上品なサウンド、特にリズミカルな曲で聞こえるかっこよさがいい感じなのだが、もう少しパトスが欲しい。作品を通して見えるイーノの姿の距離感が中途半端なのがじれったい。以前の作品では、イーノはもうちょっと遠くにいてまったく姿が見えないか、あるいはもうちょっと近くにいてはっきりその思惑が見えていたりしたのだが … 教授の近作とかハービー・ハンコックの近作に感じた「ご隠居」的なソフトな感触(これは褒め言葉ではないです)が、ここでも感じられてしまった。