月別アーカイブ: 2010年5月

衝動予約

タワーレコードのメルマガを読んでいたら、こんなボックスが発売されるそうで。手近なオンラインショップを調べたところ、amazon.de (42.99ユーロ)よりも amazon.fr (39.95ユーロ)の方が安かったのですが、送料を加えると amazon.de の方がわずかに安くなるのでこちらで予約してしまいました。

Jazz Box Set: 25 Original Albums

コロンビアレーベルのジャズの名盤を25枚集めたボックスセットです。内容はというと、

  • ルイ・アームストロング『Louis Armstrong Plays WC Handy(1954年)』
  • サラ・ヴォーン『Sarah Vaughan In Hi-Fi(1955年)』
  • アート・ブレイキー『Art Blakey & The Jazz Messengers(1956年)』
  • ビリー・ホリデイ『Lady In Satin(1958年)』
  • マイルス・デイヴィス『Kind Of Blue(1958年)』
  • デイヴ・ブルーベック『Time Out(1959年)』
  • デューク・エリントン―カウント・ベイシー『First Time(1961年)』
  • ヘレン・メリル『Parole e musica(1961年)』
  • チャールズ・ミンガス『Tijuana Moods(1962年)』
  • チェット・ベイカー『Chet Is back(1962年)』
  • セロニアス・モンク『Monks Dream(1962年)』
  • ソニー・ロリンズ『Sonny Meets Hawk(1963年)』
  • マーシャル・ソラール『At Newport ’63(1963年)』
  • ポール・デズモンド―ジェリー・マリガン『Two Of A Mind(1963年)』
  • ベニー・グッドマン『Together Again(1964年)』
  • ジョージ・ベンソン『It’s Uptown(1966年)』
  • ニーナ・シモン『Sings The Blues(1967年)』
  • アート・テイタム『Piano Starts Here(1968年)』
  • エロール・ガーナー『Concert By The Sea(1969年)』
  • ハービー・ハンコック『Head Hunters(1973年)』
  • スタン・ゲッツ『The Best Of Two Worlds(1976年)』
  • ジャコ・パストリアス『Jaco Pastorius(1976年)』
  • ウェザー・リポート『Heavy Weather(1977年)』
  • ウィントン・マルサリス『Standard Time Vol.1(1987年)』
  • チャーリー・パーカー『Bird(1988年)』

マイルスの《カインド・オブ・ブルー》、ハービー・ハンコックの《ヘッドハンターズ》、ウェザー・リポートの《ヘヴィー・ウェザー》あたりはだぶってしまうのですが、サッチモ、カウント・ベイシー、ベニー・グッドマン、ニーナ・シモンあたりは聞きたかったけどなかなか手を出しあぐねていた人たちです。

森の日

ドイツの幼稚園では「森の日(Waldtag)」と呼ばれる行事があるそうです。まあ、単に森へ行って遊ぶだけなのだそうですが、遊具も何もないところで遊ぶ方法を見つけることで子供たちの創意工夫を養うという意味合いがあるのかなと。

ハンブルク日本人学校でも年に3回(かな?)の「森の日」があるそうで、Halstenbekから2駅先にあるPinnebergの森へ行ったそうです。近くのドイツの幼稚園の子供たちに同行するような形で行くのだそうです。

息子の話を聞くと、切り倒された大きな木を電車や飛行機に見立てたり、落ちていた長い木の枝を剣に見立てたり、それなりに遊び方を発見できたようです。

で、この「森の日」は小雨でも決行するようですし、真冬の、おそらく雪が降る中でも決行されます。したがって、日本ではまず必要ないような防水服が必要になります。先週末、このためのRegenJacke(レーゲンヤッケ、いわゆる雨ガッパ?)やRegenhose(レーゲンホーゼ、いわゆる雨ズボン?)などをスポーツ用品店で購入しました。

残りの3夜

amazon.de に注文した《ニーベルンクの指環》の残り三作《ラインの黄金》《ヴァルキューレ》《ジークフリート》が到着しました。

息子の質問(というか、ほとんど茶々)に答えながら部分的に見ているのですが、私はかなり楽しめました。大型のディスプレイを使った状況描写はオーソドックスなオペラ(というべきか楽劇というべきか)としては邪道なのかも知れませんが、ワーグナーが想定した情景を舞台上で再現するためには、こういった技術を持ってくることは否定できないのではないかと思います。私は歌手の出来やオーケストラの出来よりも楽劇としてのストーリーを楽しみたいので、それらがある程度の水準に達していれば細かいことはあまり気にせずに舞台の上で繰り広げられている情景が面白ければ、とりあえずはそれで満足できます。そういった意味で、(誤解を恐れずに言えば)テーマパークやハリウッドのブロックバスター映画的なスペクタクルさを持つこのステージ演出については肯定的です。

例えば《ラインの黄金》の巨人がほとんどロボットのようないでたちであったりとか、ギービヒ家の人たちの衣装にあからさまに資本主義を象徴する円マークとかユーロマークなどが貼り付けられていたりとか、細かい部分でのギミックはありますが、全般的にはワーグナーが描こうとした世界に忠実なのではないかと思います。最終部分、CGによって描写されるめくるめく炎の中で神々の世界が終焉するさま(これは《ラインの黄金》で組み体操のように作られた人間によるヴァルハラがばらばらになることによって表現されています)、その下で再びライン川の3人の乙女のもとに指環が返ってくるさまはかなり見応えがありました。

個人的にはブーレーズ/バイロイト→サヴァリッシュ/バイエルン国立歌劇場→レヴァイン/メトロポリタン歌劇場を経て、やっと(ある程度)満足する《指環》に出会えたかな、と思っています。

自転車の練習

そして連休の最終日。

午前中と夕方、妻が昼食や夕食の用意をしている間に息子の自転車の練習に付き合って日本人学校まで往復しました。こぎ出しはやはり力が要るせいか少しサポートが必要ですが、走り始めてからはかなりスムースに乗っています。自転車に乗って日本人学校まで行き、日本人学校の正門前にある広めの歩道スペースで練習し、また自転車に乗りながら自宅まで帰ってくる、というコースです。今のところ、息子がこぐ自転車の最高速度が私の駆け足と同じくらいのスピードなので私にとってもいい運動になっています。

サイズとして、浜松市内の交通公園でよく乗っていた自転車くらいの大きさのものを買ったのですが、少々息子には大きい感じなので、近い将来に補助輪の外して練習するのであればもう少し小さいサイズを買ってあげた方がいいかなあ、と思っています。

ベートーヴェン ピアノソナタ全集

円高ユーロ安なのをいいことに円決済でカードでお買い物。昨日、不在連絡票が届いていたので、今日 DHL まで取りに行って来ました。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(10枚組)

ベートーヴェンのピアノソナタといえばバックハウスあたりが定番らしいのですが、あまのじゃくな私はいわゆる歴史的な名盤を選ぶよりは新しい(そして安い)全集を聞いてみようか、ということでHMVで評判になっているジャン・ベルナール・ポミエのCDを買ってみることにしました。

とりあえず第14番(いわゆる《月光》)から聞いてみることに。息子は「いい曲だねえ~」とか言っていますが …

ステレオタイプ的な先入観があることは否定できませんが、いわゆるドイツ的な重厚な演奏ではなく全般的なタッチはクリアで軽めに聞こえます。「聞き疲れしたくない」という理由からこの演奏を選んだ意図はとりあえず間違っていなかったと言えます。まあ、いろいろ聞いてみましょうか。

連休2日目の買い出し

そして連休二日目。今日はカレンダー上は平日なので、買い物や赴任に関する手続きをするために電車で街中へ出かけました。

まず、本来なら家族のドイツ入国直後にやろうと思っていた、在留届の提出(と私の分の住所変更)を行うために在ハンブルク日本領事館へ。家族が5/2に入国して、その後に取得していた休暇の間(5/3~5/5)にこの手続きをやろうと思っていたのですが、日本領事館は日本の休日には閉まっているんですねえ … もちろんドイツの休日にも閉まっているのですが … ということで、あらためて今日手続きを行ったわけです。ついでに妻の日本の運転免許証の独訳依頼と、在外選挙人登録申請も行いました。

やっと日本から持ってきた(航空便で送ってもらった)ブルーレイディスクプレーヤーを設置したので、街中への買い物がてらブルーレイディスクを買いに SATURN へ。やはり、いわゆるヴァレンシア・リングを高画質で見てみたいと思ったので、まとめて購入しようと思ったのですが … 4部作のうち《ラインの黄金》は売り切れのようで店頭になく、他の3作も amazon.de などで購入した方がかなり安く買えそうです。とはいえ、なるべく早くブルーレイディスクの映像を見たかったので、とりあえずかろうじておおまかなあらすじは把握している《神々の黄昏》を購入して、あとの3作はamazon.deから後日購入することにしました。

Gotterdammerung (Ws Sub) [Blu-ray] [Import]

今日から4連休

今日は Christi Himmelfahrt(キリストの昇天)という祭日です。文字通り、復活したキリストが昇天したことを記念する祭日で、復活祭から39日目にあたります。復活祭は毎年移動する祭日なのですが毎年日曜日になるように設定されています。そのため、この「キリストの昇天」も毎年時期は動くものの木曜日になります。

そして、翌金曜日はカレンダー上は平日なので、私の勤務先は(おそらく他の企業も)出勤日にはなっているのですが、学校が木曜日から日曜日まで4連休になるため、多くの人が金曜日も休暇を撮ります。そういうわけで、私も休暇を取得して4連休にしました。

例によって、祭日はお店も閉まっているので買い出しなどもできません。日帰りで行けるところへ小旅行することにしました。

向かった先はリューベック。ハンブルクの50kmほど北に位置する街で、私も赴任後最初の休日に訪れた場所です。街並み自体が世界遺産に登録されている美しい街なのですが、妻や息子はマルツィパン(マジパン)で有名なニーダーエッガーのカフェで飲食することの方に興味があるようです。

ホルステン門近くの無料駐車場に車を停めて、バッハがそのオルガンの音を愛したと言われる聖マリエン教会、そのすぐそばにある市庁舎広場(ニーダーエッガーもこの近くにあります)、塔の上から街を見下ろすことができる聖ペトリ教会、そして街のシンボルともいえるホルステン門、という経路でまわりました。まあ5歳の息子にはこのくらいが限界のようです。

以前、ニーダーエッガーを訪れた時には市庁舎広場にあるカフェに入ったのですが、今日は本店の2階にあるカフェに入りました。数多くのトルテがディスプレイされているスペースで好みのものを注文し、あとから持ってきてもらうというシステムです。その上の階にはニーダーエッガーの歴史を展示している部屋があり、そこではマジパン細工のデモンストレーションも行われています。息子はうさぎのマジパン細工を作ってもらいました。

みなとまつり

妻が昼からハンブルク日本人会の婦人部会があるということで、息子と何をしようかと思案。

体調があまりよくないので、ずっと家でゴロゴロしていてもいいのですが、せっかくなので 5/7(金)から 5/9(日)にかけて行われている「ハンブルク港祭り」を見に行くことにしました。ドイツ語では「Hafengeburtstag(港の誕生日)」ということなので、開港祭という意味合いなのでしょうか。

息子はあまり乗り気じゃないようで、中央駅(Hauptbahnhof)に行っていろいろな電車を見たいようです。「中央駅まで行く途中の駅でちょっと船を見てみよう。」という提案にも、しぶしぶ「じゃあ、いいよ。」という感じで了承。

Halstenbek 駅からS3に乗り、Landungsbrücken駅で下車。この駅からは港を見下ろすような形になるのですが、たくさんの出店があったり、大小さまざまな船がエルベ河を行き来したりしています。

息子もだんだんテンションが高まってきたようで、岸に近づいてきた外輪船を見て「あれ、乗りたい!」「だって、まだ船に乗ったことないもん。」とのこと。そういえば、今まで乗ったことなかったっけかなあ?ということで乗ってみることにしました。本当は5歳の息子も料金を払わなければいけないように思うのですが、まけてもらって(?)大人料金の14ユーロのみでした。

まあ、エルベ河の中を1時間程度往復するだけなので、いわゆる「風光明媚」は期待できないのですが、高級住宅地とされるBlankeneseの砂浜を眺めたりとか、ばかでかい貨物船の近くを通り過ぎたりとか、大きなドックの中をのぞいたりとか、再開発が進むHafencity地区の近代的な建物を眺めたりとか、おそるおそる風の強い甲板に出て景色を眺めたりとか、息子にとってはかなり満足する体験だったようです。ちなみに新しいコンサートホールもHafencity地区に作られています。会社の同僚からは資金難で計画通りに進んでいないという話を聞きましたが …

そして第1日目

時差ボケのせいか、機内で寝過ぎたためか、家族でかなり早めに起床。

まずは妻と息子の住民登録を行うために Halstenbek の Rathaus(市役所)へ。前回、自分自身の住民票を移動したときと同様に「家族が日本から引っ越して来たので住民登録をしたい」と書いた文書(英文とその独訳)を担当者に渡して作業をお願いしました。パスポートの内容を登録して、特に問題なく終了。

その後、日本人学校へ。ちょうどこの日(5/3)の午後に幼稚部の保護者懇談会があるということだったので、午前中に見学と挨拶をして、午後から妻が保護者懇談会に参加する、という日程にしました。幼稚部が体育館で遊ぶ様子を見学させていただいたのですが、案の定、息子は「人見知りモード」でなかなか親を離れません。まあいつものことだから … と思う反面、入園してちゃんとやっていけるんだろうかという不安もあります。

帰りしな、日本人学校近くのパン屋さんで昼食用のパンを購入。意外にドイツ特有のパン以外の種類もあって、うちでは好評でした。

妻が保護者懇談会へ行っている間、体調の優れない父子は昼寝を。引っ越し疲れかなあ …

妻が帰って来たあとは、近くの EDEKA で食料を買い込みました。1週間以上家を空けていたので、ほとんど食料が尽きていたわけで。