目白押し(SHMF再び)

ハンブルクとドイツ北部のシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州で毎年夏に開催されているシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、今年も7月10日から8月29日の日程で合計123回の演奏会が予定されています。

ちなみに昨年は4つの演奏会に出かけました。オンラインでチケットを予約して郵送してもらったということもあってか、今日帰宅したら演奏会案内の小冊子が届いていました。

パラパラと眺めて、めぼしい(というか聞きに行きたい)演奏会をピックアップしてみました。ちなみに今年のテーマは「ポーランド」ということでポーランドゆかりの作曲家や演奏家も取り上げられています。

  • 7月19日:Minguet Quartett(弦楽四重奏団)の演奏でポーランドの作曲家ヴィトルト・ルトスワフスキの作品ばかりを集めた演奏会
  • おそらく今回の音楽祭の目玉であろう、ヴァレリー・ゲルギエフ率いるマリインスキー劇場管弦楽団。7月22日にはハンブルクで管弦楽のための協奏曲第1番《お茶目なチャストゥーシュカ》(シチェドリン)、歌曲集《夏の夜》(ベルリオーズ)、交響的舞曲(ラフマニノフ)というプログラム、7月23日にはリューベックで交響曲第9番(マーラー)というプログラムです。
  • 8月9日:優れた若手作曲家に送られるヒンデミット賞の授賞演奏会。今まで気がついていませんでしたが、藤倉大さんも2007年に受賞していたのでした。
  • 8月10日、11日:ジョン・エリオット・ガーディナー指揮イングリッシュ・バロック・ソロイスツによるバッハのブランデンブルク協奏曲全曲演奏会。ただし両日で会場が違います …
  • 8月14日:ポーランドの作曲家クシシュトフ・ペンデレツキ自作自演による《ポーランド・レクイエム》。
  • 8月19日:ジャズ・ピアニストでもうすぐショパン・アルバムも出すらしい小曽根真さんの「ショパン・インプロヴィゼーション」。

思いっきり夏休みシーズンなのでとても全部は聞けなさそうですが、これ以外にも面白そうな演奏会がたくさんあります。

今年はちょうど25周年だそうで、これだけの規模のものが25年も続いているというのはすごいですね。

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