というわけで帰国です。
航空券はルフトハンザのウェブページから直接購入してもいいのですが、安いチケットだとマイレージが50%しか加算されないので、旅行代理店を通して100%加算されるもっとも安いものを購入しました。この旅行代理店の担当者によると「クリスマスイヴに移動する人は少ないからフライトがキャンセルされる可能性もあります」ということだったので、ハンブルク→フランクフルトは余裕を持った時間にしました。フランクフルトでのトランスファー待ち時間が3時間以上あります。3時間も何をして過ごそうかと考えていたのですが、たまたまフランクフルト行きの機内でお会いした現地法人に勤務されている方がビジネスクラスのラウンジに入れる資格を持っているということだったので、便乗してラウンジでまったり過ごしました。
まあ、お約束の機内食を。
名古屋行きの機内ではあまり眠れなかったので上映されていた「カールじいさんの空飛ぶ家」を見ました。一言でいうと(インディ・ジョーンズ・シリーズ)+(クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲)÷2のような印象でした。完全なファンタジーであることを差し引いてもプロットの不整合は突っ込みどころ満載だと思うのですが、細かいことを考えなければ「泣ける」エピソードはたくさんあると思います。でも、泣くのは「オトナ帝国」のように大人の視点でこの映画を見た時の話なのでしょう。”Thanks for the adventure. Now go for a new one!” という言葉が持つ重いリアリティを実感する年代は少ないのではないでしょうか。子供の視点でこの映画を見た時に、子供たちはカールじいさんに対してどのような印象を持つのでしょう?
25日の午前中にセントレア着。浜松駅までの直通バス乗り場でも別の現地駐在の方にお会いしました。実はハンブルクから同じフライトだったのだとか(全然気がつかなかった …)
夕方、妻と一緒に保育園まで息子を迎えに。ちょっと早く着いてしまったので「お帰りの会」の途中でした。邪魔になると悪いので見つからないようにしていたのですが、同じクラスの女の子に見つかってしまいました。その子が息子に教えてあげたようで、さっそく息子は部屋を飛び出して来ました。「お帰りの会が終わってから来なさい」とたしなめて、とりあえず部屋に戻しました。
で、ちゃんと会が終わってから4ヶ月ぶりの対面。ものすごくうれしそうなのは見て取れるのですが、やはり久しぶりということがあるのか、ほんのちょっとのよそよそしさがあります。「あのねえ、おともだちがねえ、お父さんが死んだって言っていたんだよ。」と教えてくれました(苦笑)。まあ、しばらく保育園に来ていなかったのでそういうリアクションも無理はないと思うのですが、子供はストレートというか …
風呂に入って寝間着に着替えた後、息子からは「ドイツの匂いがする」と言われました。洗濯に使っている柔軟剤の匂いのようでした。