マニュアル/ガチョウ

詳細はよくわからないのですが「社用車を点検する必要があるので、12/4の出社時に車をディーラーに預けてくるように。」と言われていました。ドイツ語がわからない私のために庶務のMonikaがちゃんと書類を用意してくれたので、基本的にはその書類を受付に見せて → 然るべき場所に車を移動して → ディーラーが用意した代車に乗って会社へ来る、という手はずだったので全然問題ないと思っていたのですが、用意してもらった代車が … マニュアル車でした。

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日本でもずっとマニュアル車に乗っていたのですが、ドイツに来てから半年くらいはずっとオートマを乗っていたので、やはり勝手が違います。以下の状況(今日の実話)を想像してみて下さい。

(その1)加速しながら、ハンドルから左手を離してシフトノブを探してしまう

言うまでもありませんが、シフトノブは右手側です。

(その2)バックで駐車スペースから出る時に右足でクラッチを踏んでいた

バックはギア比が低いので、オートマならブレーキペダルのコントロール(当然右足)、マニュアルならクラッチペダルのコントロール(当然左足)だけで何とかなります。これを混同してしまいました。右足でハーフクラッチをしながら、

あ、これだとブレーキ踏めないじゃん → でも、このまま右足をクラッチペダルからブレーキペダルに移動するとエンストするしなあ …

と考え(この間0.2秒)、とっさにサイドブレーキを引きました。

ディーラーでの点検が終わった車を取りに行く際「慣れれば楽勝じゃん」と思っていたところ、最後の最後で坂道発進をするはめになり、また緊張。常にいろいろな手順を意識しながら運転しないといけないので、脳の老化防止にはいいかも知れませんが、そう頻繁には乗りたくないものです。

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お昼は毎週金曜日の恒例、Dwenger でカリーブルストでした。このお店でカリーブルストを食べたのは久しぶりかもしれません。

週末だし、夕食はグビッといきたかったので久しぶりの「Conrad’s」へ。今日も挨拶早々「ヘフェヴァイツェン?」と聞かれるいつものパターン(はい、その通りです)。この店は「季節限定メニュー」で旬の伝統的なドイツ料理を出してくれるのが楽しいです。料理はゲンゼコイレ(Gänsekeule)を頼んでみることにしました。ゲンゼはガチョウ、コイレは足という意味で、文字通りガチョウの足を香辛料などと一緒に赤ワインに漬け込み、それをオーブンで蒸し焼きにしたものだそうです。それにオレンジソースがかかっています。

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付け合わせは赤キャベツの煮込み(こんなにいらんだろ …)とジャガイモの蒸し団子。ガチョウはもともと脂肪分が少ないらしいので、かなりさっぱりした食感です。クリスマス直前のこの時期は鳥を素材にした料理が多いようです。

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