週末はもうちょっと寝だめしたいんだけど、だいたいいつもの時間に起きてしまうなあ。まあ、今日はすっきり起きられたので、洗濯を回して、軽く朝食をとって、コーヒーを飲みながら(Eppendorf で買ってきたグアテマラはなかなかよい)今日の予定を立てる。
まずは、昨日「ハンブルガー・ドーム」の広告塔を撮影しに行った時に気付いたパン屋さんへ。いつもスーパーマーケットに付随しているパン屋さんで買っていて、いまいちな気がしていたので、ここはどんなもんなんだろう?ということで試してみることにした。土曜日は正午で閉まってしまうらしいので午前中に。
そのあとは車で出かける。目的地はうちから北東の方向にある Wandsbek という地区にある Mediamarkt(電化製品の店)と、その向かいにある自転車屋(先日 Heiko に教えてもらった店の一つ)である。その途中にあるショッピングセンターにトミーヒルフィガーが入っているらしいので寄ってみたのだが、見つからなかった。出店していたのがなくなってしまったのかなあ?まあ、何もせずに出てくるのも何だし、ちょうどお昼時でお腹が空いていたので、ここのフードコートで昼食をとることにした。中華風焼きそばにトリの唐揚げの甘酢炒め(酢豚の豚肉を鶏肉に代えたようなものか)を添えたもの。味はフードコートなのでそれなりなのだが、甘酢の味がけっこううれしい。
Mediamarkt では Mac 用のスピーカーを。一応目当てのものがあったので購入。すみません、こんなもので妥協しました …
BOSE Companion2 II マルチメディアスピーカー(シルバー)
クレジットカードで支払おうと思ったら不可能とのこと。銀行口座から直接引き落とすことにしたのだが、暗証番号はうろ覚え、2回間違えてしまった。雰囲気的に3回間違えるとよくないことが起こりそうだったのでキャッシュで払うことにした。一応こういうケースは想定してたのだが残金10ユーロ。
自転車は、例によって英語ができる人をつかまえて、いくつか試乗させてもらって決めた。ところで私は全然知らなかったのですが、ペダルを逆に回すとリアブレーキがかかる自転車があるんですね。(私だけではないと思うのだが)癖で時々ペダルを逆に回すことがあるので、危なっかしくてしょうがない。店員さんからも「このモデルは止めた方がいいね(苦笑)」と言われる。
さて支払い。こちらの店もクレジットカードは500ユーロ以上じゃないと使えないらしい。(ちなみに私の自転車はそんなにしない)銀行カードで払うしかないのでちょっと相談する。「銀行カードの暗証番号をちゃんと覚えていないんで、いったんうちに帰って確認してから出直していいですかね?」というと「いいよ。俺もカードの暗証番号忘れちゃってさあ、もう今年になってからカード使ってないよ。早く再発行の手続きしないと。」とか言われる。(この暗証番号変えられるのかなあ?銀行から指定された暗証番号なのでなかなか覚えにくいのです)ということで無事購入。店員さんからは「ハンブルクでは川に沿って自転車に乗れば、景色もいいし、間違えずに町の中心部に行けるよ。」とのアドバイスをもらう。
そのあと帰宅。早く自転車の乗り心地を試してみたいのだが、なかなか雨が止まない。雨が止んで、少し陽がさしてきたのを見計らってブラブラ自転車で出かけてみる … が、市の中心部(うちからはほぼ真西の方向)へ向かうと思い切り向かい風が吹いている。その上、自動車に乗っている時には気付かない微妙なアップダウンがあって結構きつい。途中で雨が降ってきたら引き返そうと思ったのだが、どうにか中央駅付近まで来ることができた。
疲れた。ノド乾いた。これはもう飲むしかないでしょう。お店を探す時間も惜しかったし、何か雲行きも怪しくなってきたので、駅近くにあるおなじみの「NAGEL」に入る。ヴァイツェンとフィッシュズッペ(魚のスープ)。スープは一年半ほど前に出張で来た時にも食べたのだが、その時と比べると何かあっさりしているなあ。まあ、体調とかにもよるのかなあ、あの時は日本から着いた直後に食べたわけだし。
相席になった人と少し話をする。電車が出発するまでの時間つぶしらしい。ソフトウェアエンジニアのおじさんで「好きなプログラミング言語は何?」とか聞かれる(苦笑)。「私は10年くらい前に java を書いていたんだけど、もう若い人の方が早くコーディングするんでねえ …」みたいなことを言っていた。最後に「そろそろ行かないと。あなたのハンブルクでの生活がうまくいくように祈っているよ」とか言われる。社交辞令というか、こちらの人にとってはごく普通の言い回しなんだろうけど、偶然会って、少しの間会話しただけの人にこういうことを言われると、何か感激します。
結局、雨にはほとんど降られずに帰ってくることができた。絶対明日は筋肉痛だな …