ホームページ更新(と表記のゆれ)

日本語には、避けて通ることができない、いわゆる「表記のゆれ」の問題がある。

例えば、兼田敏さんの《パッサカリア》を例に挙げると、

  • シンフォニックバンドのためのパッサカリア、と表記している場合もあれば、
  • 吹奏楽のためのパッサカリア、と表記されている場合もある。

加えて、「シンフォニック」と「バンド」の間に「・」を入れるのか?とか、パッサカリアを《》あるいは「」で囲むのか?といった本当に些細なところで違いが生じてくる。

で、私のホームページはあまり賢くないので、このへんの表記のゆれを柔軟に解釈することができない。私のホームページには大きなものでは「吹奏楽作品リスト」「全日本吹奏楽コンクールデータベース」「吹奏楽CDデータベース」があるのだが、もともとはそれぞれ別々に作っていたので、この表記のゆれがある。そのため、データベース間の連携があまりよろしくない。(仕組み自体をもうちょっと改良したのだが時間が取れなくて止まっています…)

苦肉の策として、「題名」に対する「接頭句」と「接尾句」を設定してみることにした。つまり、上の例でいくと「パッサカリア」が「題名」であり、「シンフォニックバンドのための」あるいは「吹奏楽のための」は「接頭句」となる。「題名」の部分はそんなに表記のゆれはないはずなので、この部分をデータベース間の連携に使う。接頭句や接尾句は作品名としてはそれほど大きな情報を持っていないので、表記が揺れても構わないし、その表記の揺れを「題名」から排除したいという狙いである。

そのために表記が変わっている作品もあると思いますが、大勢には影響ないと思います。なにとぞご了承下さい。

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