CakePHP 関係のページを探していたら、ちょうど 1.2 RC4 が出たというニュースが。さっそく入れてみた。
例のページネーションのバグが直っていることは確認したが、あとはどう変わったのかよくわからない。
(そんなに使い込んでいるわけでもないし …)
月別アーカイブ: 2008年12月
全日本吹奏楽連盟からお荷物
全日本吹奏楽連盟から荷物が届く。
「バンドジャーナル」誌の記事執筆中にどうしても見つからなかった(たぶんちゃんと探せばあるんだろうけど)第52回全日本吹奏楽コンクールのプログラムと、このたび発刊された連盟の70年史である。
ちょっとお色直し
ブログのデザイン(テーマ)で今まで英語表記だったところを日本語に変えてみた。今までコメントを遠慮していた方もこれで少しは敷居が低くなったのではないかと。(さらっと見ただけなので全部変わっていないかも知れませんが …)
それから「紹介」が WordPress のデフォルトのままだったので(ちょっと恥ずかしい)、ちゃんと書いてみた。まあ、以前のホームページから持ってきただけですが …
今後もご愛顧をよろしくお願いいたします。
BCL 10
毎度お馴染みバンド・クラシックス・ライブラリーも早いもので第10弾。「大阪俗謡による幻想曲」のサンプル盤がブレーンから届く。
バンド・クラシックス・ライブラリー10 大阪俗謡による幻想曲
それからいろいろ。
Electronic Works 2 (Full Sub Col) [DVD] [Import]
modeから出ているクセナキスのDVDシリーズ第2弾。前作《エルの伝説》が面白かったので買ってみた。やはりクセナキスの電子音楽はマルチチャンネルで聞いた方が絶対に面白い。1970年の大阪万博のために作曲された《ヒビキ・ハナ・マ(響き、花、間)》収録。
タワーレコード限定発売の細野さんのモナド・レーベルからのアルバム再発紙ジャケ4枚。
ブレーンの吹奏楽CD/DVDもろもろ。
ブログの近況
遅ればせながら WordPress を 2.7 アップデートした。2.6 はすっ飛ばしたのでいつから変わったのかわからないが、ブログの設定を管理するダッシュボードのレイアウトがかなり変わっている。慣れるまで時間がかかりそう。
海外産のテーマにおいて微妙に多国語対応していない点が気になっていたのだが、あまり修正されていないような感じ。というか、テーマ自体にも手を入れてあげないといけないのか?
最近、またコメントスパムがものすごい。2週間くらいの周期でやって来るような気がする。
おいしいコーヒーの真実
なかなか風邪が治らない。家族の中でうつしあいをしていて、誰かが治ったら誰かがひいて … という状態が周期的になっているような気がする。
ということで、今日届いたもの。
行きつけの珈琲屋さん(いわゆる喫茶店ではなくて豆を売っているところ)にチラシが貼ってあったので興味を持った。そのお店のご主人にうかがったところ、なかなか面白かったので見てみようと思ったしだい。子供が生まれてからなかなか映画を見に行けないし、その上このようなマイナーな映画は上映される機会もないし、で、DVD で見るしかないのである。
まあ、珈琲好きの私としては見ておかないと。以前はカフェインに過敏に反応して夜眠れなくなるような体質だったのだが、アメリカや東欧の旅行で珈琲に目覚め、最近は一日に小さめのポット一つ分くらいは飲んでいるのである。
ドキュメント死刑囚
選曲会議が終わって家に着いたのが午前0時過ぎ。よせばいいのにそれから読み始めて結局最後まで読んでしまった。
宮崎勤、小林薫、宅間守といった死刑囚との手紙のやり取り(前者2名とは直接、宅間とは間接的に)を通して、彼らが何を考えていたのかを探るノンフィクションである。彼らの精神崩壊の原因が共通して「家族の喪失」にあるというのが印象に残った。
宮崎勤は祖父、小林薫は母への愛をもって家族としてのシステムに参加していたが、彼らはその愛すべき人たちを失ってしまう。宮崎の場合、文中の説明によれば「(精神の)完全な崩壊という致命的事態を防ぐため」精神的なバリアが働いて現実感を失ってしまったのではないかということである。また、6人家族(祖父、父母、本人、2人の妹)であった宮崎の家ではもともと6人が一緒に食事を取れる卓袱台が使われていたのだが、6人が同時に食事を取ることがなくなったからということで改築時に4人がけのダイニングテーブルに変えたという。普通に考えれば何気ない事実なのだろうが、あとから考えると家族制度の崩壊を象徴する出来事として興味深い。小林薫は筆者が編集していた雑誌「創」の中で、「自分が親に望んでいたこと」として子供を持つ親に対して6つの提言をしている。その中にも「子供と一緒に食卓に着き団欒の一時を過ごして下さい」というのがある。
自著を出版するに当たって宮崎勤が「使って欲しい」と言っていた本人の写真が掲載されているのだが、小学校の低学年くらいだろうか、浮き輪を身につけ、プールか川のようなところで水遊びしている、あまりにも無邪気な笑顔に衝撃を受けてしまった。夏に読んだ平野啓一郎の「決壊」でも書かれていたのだが、無邪気な少年の心の闇が増殖し「向こう側」に行ってしまったのはいつなのだろうか。
今年の秋葉原での事件、「自分も一歩間違えば被害者になり得る」という意味での怖さを感じたことは言うまでもないが、加害者の経歴や人となりが明らかになっていくうちに同時に「自分も一歩間違っていたら加害者になり得た(あえて過去形で書こう)」と思ったことも事実である。彼らがそうなってしまって、我々がそうならなかった理由は簡単には見つからないのだろうか。
真夜中の動物園/Dream Fighter/細野晴臣/RC
まずこれ。
久しぶりの「クインテット」のアルバム。今まで溜め込まれていたレパートリーが「満を持して」という感じで詰め込まれている。表題の《真夜中の動物園》は、クルト・ヴァイルの《三文オペラ》を髣髴とさせる、ちょっとダークな曲調が面白い。ブルースっぽい《つまんないうた》、ムード歌謡風の《おわびのスキャット》もいい。いろいろなスタイルの作品を咀嚼して「現代の童謡」とも言うべき作品。ということで、息子もけっこう気に入っている。
本編とは関係ないが、スコット・ジョプリンの《エンターティナー》を演奏していて、入る場所がわからなくなってとんでもないところからクラリネットを演奏してしまうフラットさんに大笑い(気持ちはわかる)。
ああ … 右手が勝手に … ショップのCD 棚から取り出しているぅ … というわけで買っちゃいました。
妻「(息子に)欲しいって言われたの?」
私「… 半分くらい …」
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最近 commmons (m は3つ)の通販サイトが始まったようなので物色したところ、細野さんのトリビュートコンサートのプログラムがあったのでポチッ。本秀康さんによるコミックは先日買った作品集にも収録されていた。
RC サクセションの紙ジャケ全タイトル購入特典ボックスが届く。
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夜、定期演奏会の選曲会議。骨格が決まる。例の曲(ヒントその1:ギリシャ神話)を取り上げることになった。すごくうれしい。
トーキング・ヘッズの紙ジャケ
2009年1月にトーキング・ヘッズの紙ジャケが発売される。
最初に出たベスト「Once in a Lifetime」も持っているし、オリジナル・アルバム8枚をボックスにしたセットも持っている身としては今回はスルーかなと思っていたのである … (ちなみにベストのDVDの画質はいまいちだし、ボックスセットの音(特にサラウンド・ミックス)はあまり好きじゃないので、どちらも「決定盤」というわけではない。超名盤「リメイン・イン・ライト」のリマスタリングが満足いくものだったら買ってもいいのだが) … が、なんと「スピーキング・イン・タングス」の初回版ジャケットが再現されるらしい。
現代美術家ロバート・ラウシェンバーグによる変形ジャケット。ちなみにこれは紙ではない。透明のカラーレコードが透明のプラスチックのパッケージに入っており、LPと同サイズの円形の赤・青・黄色の色分割されたようなフィルム状のモノが回転するような仕組みになっている。
1983年発表というから、私がこれを買ったのは四半世紀前だ。数年前に引っ張り出してきたらプラスチックのパッケージがまっ黄色に変色していた。まあ、上記ボックスセット(だったっけ?ベスト盤だったっけ?)に掲載されている写真のモノも同じように変色していたので経年変化はどこでも同じようなものらしい。
前作「リメイン・イン・ライト」まで続いたブライアン・イーノとのコラボレーションからの反動からか、ビートは軽めでかなりポップな感じがある。当時はこの軽さがあまり好きではなかった。
数年前に収録曲目やジャケットを変えてやっと初CD化されたライヴ盤「The Name of This Band is Talking Heads」も紙ジャケ化されるらしいが全く意味なし。せめてジャケットだけでもオリジナルにすればいいのに。
タツローくん/プロパガンダ
この本を買うためにファンクラブに入会したといっても過言ではない。本日到着。
山下達郎ファンクラブの会誌で連載されている、とりみきさんによる4コマ漫画。2002年に初めて山下達郎さんのコンサートを見に行ったのだが、そのプログラムに載っていた「タツローくん」を見て感動してしまった。レコードマニア(これは番組を聞いていればよくわかる)でプラモデルマニア(これは知らなかった)であるアーティストの「タツローくん」のマニアックな生態が笑えるのである。もともと、とりみきさんの絵(というか、具体的には著作「愛のさかあがり」)が好きだったので、ちゃんとまとめて読んでみたいと思っていたのである。
で、ウェブで調べているうちに、ファンクラブのイベントのために作成されて、基本的にはファンクラブのメンバーしか買えないことがわかった。上記の2002年のコンサートツアーで配られたフライヤーの中にファンクラブ案内があったのを見つけて、このたび入会、さっそく「タツローくん」を注文したわけである。
そのツアーパンフレットに載っていた「タツローくん」は Special Issue ということで単行本には載っていなかった。久しぶりに見てみたいと思い、パンフレットを探したら思いがけないものを見つけた。
YMO 散開後に制作された映画「プロパガンダ」のパンフレットである。最近、アンズさんとの会話の中でこの映画の話題が出てきて、「そういえば、パンフレット持ってたんだけどなくしちゃったんだよねー。」と話した記憶がある。まさか、まだ持っていたとは思わなかった。パンフレットに載っていたツアースケジュールによると(この映画は映画館でロードショーされたわけではなく、コンサートツアーのように日本全国のホールで上映されたのである)私は1984年5月30日(水)に新潟県民会館でこの映画を見たことになるらしい。もう YMO は解散していたので、この時期はそんなに熱心なマニアではなかった。映画の最後に流れる曲は当時(まだ YMO が再生する前) YMO 最後の録音曲と言われていたのだが、すでにパンフレットの中で《M-16》とクレジットされていたことに今さらながらに気付いたのでありました。(もう四半世紀も経っているって …)