日別アーカイブ: 2008 年 12 月 12 日

タツローくん/プロパガンダ

この本を買うためにファンクラブに入会したといっても過言ではない。本日到着。

山下達郎ファンクラブの会誌で連載されている、とりみきさんによる4コマ漫画。2002年に初めて山下達郎さんのコンサートを見に行ったのだが、そのプログラムに載っていた「タツローくん」を見て感動してしまった。レコードマニア(これは番組を聞いていればよくわかる)でプラモデルマニア(これは知らなかった)であるアーティストの「タツローくん」のマニアックな生態が笑えるのである。もともと、とりみきさんの絵(というか、具体的には著作「愛のさかあがり」)が好きだったので、ちゃんとまとめて読んでみたいと思っていたのである。

で、ウェブで調べているうちに、ファンクラブのイベントのために作成されて、基本的にはファンクラブのメンバーしか買えないことがわかった。上記の2002年のコンサートツアーで配られたフライヤーの中にファンクラブ案内があったのを見つけて、このたび入会、さっそく「タツローくん」を注文したわけである。

そのツアーパンフレットに載っていた「タツローくん」は Special Issue ということで単行本には載っていなかった。久しぶりに見てみたいと思い、パンフレットを探したら思いがけないものを見つけた。

propaganda

YMO 散開後に制作された映画「プロパガンダ」のパンフレットである。最近、アンズさんとの会話の中でこの映画の話題が出てきて、「そういえば、パンフレット持ってたんだけどなくしちゃったんだよねー。」と話した記憶がある。まさか、まだ持っていたとは思わなかった。パンフレットに載っていたツアースケジュールによると(この映画は映画館でロードショーされたわけではなく、コンサートツアーのように日本全国のホールで上映されたのである)私は1984年5月30日(水)に新潟県民会館でこの映画を見たことになるらしい。もう YMO は解散していたので、この時期はそんなに熱心なマニアではなかった。映画の最後に流れる曲は当時(まだ YMO が再生する前) YMO 最後の録音曲と言われていたのだが、すでにパンフレットの中で《M-16》とクレジットされていたことに今さらながらに気付いたのでありました。(もう四半世紀も経っているって …)

今年も GIA WindWorks シリーズ

ミッドウェスト・クリニックに合わせて、コーポロン/北テキサス・ウィンド・シンフォニーのコンビによる GIA Wind Works シリーズの新譜が発表された。(以前は Klavier からリリースされていたやつね)

Chronicles (CD-774)

– Vanity Fair (1924) / Percy Fletcher, ed. Karrick
– Concertango (2004) / Luis Serrano Alarcón
– Cheetah (2007) / Karel Husa
– Flag of Stars (1956) / Gordon Jacob
– Branden’s Rainbow (1997) / Andrew Boysen, Jr.
– As the Sun Rises (2002) / Chang Su Koh

日本から高昌帥の《吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」》が収録された。カレル・フサの《チーター》は作曲者の最新吹奏楽作品。

Domains (CD-775)

– Millennium Canons (2001) / Kevin Puts, arr. Spede
– Concertino for Piano (1949) / Karel Husa
– Krump (2007) / Scott McAllister
– Kingfishers Catch Fire (2007) / John Mackey
– Symphonic Suite (1957) / Clifton Williams
– Kokopelli’s Dance (2005) / Nathan Tanouye

最近話題のジョン・マッキー《翡翠(かわせみ)》。2007年のJWECCで世界初演された日本とも縁が深い作品。タッド・ウィンド・シンフォニーによって日本初演されたネイサン・タノウエの《ココペリ・ダンス》。懐かしいところではクリフトン・ウィリアムズによる《交響組曲》。

あとは Master Conductors Trilogy DVD Combo: Fennell, Hindsley, and Revelli DVDs という3枚組のDVDも出るらしい。以前出ていたものをまとめたのかな?