例によって「CMS を変更したい病」が発症して、いろいろ調べていたところ、以下のサイトを見つけた。
ブログの「次」はこれが来る。DWS(デーサイ)=データベース→サイト化ツールの時代
http://www.kotono8.com/2005/11/29dasi.html
結局、私がやりたいことはこういうことなのかなあ、と深く考えるに至ったのである。 私のホームページで提供しているデータの多くは、いわゆる「データベース」である。
全日本吹奏楽コンクールや吹奏楽CDデータベースは、データベースファイル(Excel やファイルメーカー Pro で作ったタブ区切りのテキストファイル)を PHP で加工して Wiki の中で出力しているのである。邦人作品リストも、データベースで管理すればメンテナンスが圧倒的に楽である。
….. などと考えていると、いわゆる「デーサイ」を実現してくれる CMS を探すよりは自分で作った方が簡単だし、いろいろ融通が利くのではないかと思うようになった。
仕事中に上司がぽろっと言った「Wiki に書いた情報ってあとあとどうすんの?」という言葉にも考えさせられた。確かに Wiki に書いた情報のポータビリティ(特にデータベースを使わずに全てファイルで保持している Pukiwiki のようなシステムでは)はあまり高くない。
基本的な情報は SQL が使えるデータベースに入れておけば、ある程度のポータビリティ(CMS を変えたりとかサーバーを移行したりとか)は保てるし、そこからデータを取り出して HTML として表示する方法が変わっても根本的な「やりたいこと」は実現できるのだろう。
というわけで、CakePHP というフレームワークを使って「デーサイ」っぽいウェブページを作ってみようかと考えたのである。
土曜日に入門書を買ってみて、夜とかに少しずつ時間を見つけていじっているのであるが、感動するくらい早く、そして少ないコード量で、たとえば私のページの吹奏楽CDデータベースなんか数時間でできてしまう(ほんとよ)。
というわけで、ある程度メドがついたら Wiki を捨てて完全にリニューアルする予定です。(あ、宣言しちゃった …..)