昼間、テレビをつけたらちょうど放送が始まるところだった。 (スター・チャンネルの無料放送)
見始めたら見入ってしまい、最後まで見てしまった。 ちゃんと見るのは何年ぶりだろう。
こういう「大人の目から見たら他愛のない背伸び」だが「子供にとっては大冒険」は、女性とは絶対に共有できない感覚なのではないかと思っている。 特に私は廃屋で「秘密基地ごっこ」をやった世代なので。
大冒険から町に帰ってきた主人公4人たち。 (町に帰ってくるのが、まだ大人たちが活動を始めていない明け方という設定がまたいい) 大冒険を共有した4人は昨日までの子供ではない、でも、明日から大いなる自覚を持って生きられるほどの大人でもない。何かを達成したはずなのに、後に残ったのは大きな喪失感。
BGMのない、静かなラストシーケンスが好きな作品である。
そして、この映画を見るとリバー・フェニックスという名優がすでにこの世にいないことを再認識させられるのである。