日別アーカイブ: 2008 年 1 月 25 日

ハンブルク日記(その6)

そういうわけで、無事日程どおりに帰国することができそうである。

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空港でチェックインすると「スタンバイ」だとのこと。 (だって、もうリコンファメーションって要らないんでしょ?) 対応してくれたおばちゃんが上の人と相談してきたみたいで、無事ビジネスクラスにアップグレード。最後の最後にプレミアエグゼクティブが威力を発揮したのか、一応いい仕事をしたつもりの私への神様からのご褒美なのか?

ルフトハンザのビジネスクラスは初めてなのであるが、シートがフルフラットに近くなるのでかなり寝心地がいい点と、ビデオプログラムが充実している点がポイントかな。

ちなみに、フィンランド航空のパーソナルビデオシステムは linux で動いていたが(なるほど)、ルフトハンザのシステムは Windows CE だった。

食事はエコノミーとの差がそれほど大きくないので印象に残らない。 ルフトハンザのエコノミーがかなりいいということの裏返しなのか。

映画は、往路で読んだ「ハイ・フィデリティ」がプログラムに入っていたのだが、さすがに字幕がないとしんどいのでパス。ちらっと見たらやはりジャック・ブラックはジャック・ブラックだった。 「レミーのおいしいレストラン」があるのに気付いたのは着陸直前。見られなかった …..

短時間熟睡したらそのあとはあまり眠くなかったので、音楽プログラムばかり見ていた。 クイーンのライブ・イン・モントリオール、ドアーズの1968年(だったかな?)のヨーロッパ公演、ストラヴィンスキーのバレエ《プルチネルラ》、そして最後はカラヤン/ベルリン・フィルの1977年のジルベスターコンサートのベートーヴェンの第9。

手ごたえのあった出張の最後を第9のフィナーレで華々しく飾るのもいいと思い(笑)、着陸直前に終わるように時間を逆算して見始めた(カラヤンの第 9はちょうどCD一枚分)のだが、考えてみれば着陸直前はいろいろアナウンスが入ってしょっちゅう中断されるのである。これだけブツブツ切られると感動も 何もないのだが、最後には珍しくカラヤンも満足げな表情を浮かべていたので、まあ、そういうことで(笑)。