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帰省(その2)
最近はもう帰省中の恒例行事となっている、地元のワイナリー「カーブドッチ」訪問。 敷地内でたくさんの猫が飼われているので息子を猫と遊ばせることにしているのだが、さすがに暑さのためか外に出ている猫がほとんどいない。 ワインを買うのはもちろん楽しみなのであるが、ここのパン屋さんのパンもおいしい。 石窯で焼いたパンの香ばしい香りがいい。 その後、近くにある「エチゴビール」へ。 国産地ビール第1号として一時期かなり話題になった。 こちらは年末年始の帰省のときには休業していたために立ち寄れなかった。 お土産や自宅用のビールを物色するが、買って帰ることができるビールの種類は限りがある。 やはり、ここで飲んでみたいものだ。 交通のアクセスが激しく悪いのが難点であるが …..
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帰省(その1)
ええと、とりあえず備忘録。 帰省する日だというのに注文していた CD が届く。 日本の電子音楽 6:「秋山邦晴 / 秘蔵テープ作品集1」 プレス数が少ないので、このシリーズはリリースされた時に買うことにした。 リリース元の OMEGA POINT から直接購入すると、収録曲《日生劇場のデモンストレーションの記録》用を含むテープ素材音源を収録した CD-R 付きのリミテッド・エディションが買える。限定 50 組だそうだ。 ということで、今日から夏休みの帰省。 電話を通して祖父母の声を聞くと、孫に会わせるのは我々の責務のような気がしてくる。 私は子供の頃(今も?)ものすごい人見知りだったので、息子が祖父母に会ってもなかなか馴染めなかったらどうしようと少し心配していたのだが、全くの杞憂であった。 普段とは違った人たちと会話できるのが楽しいのかも知れない。
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今日届いたもの(吹楽、江村哲二)
ええと、とりあえず備忘録。 吹楽 II / 吹楽 III 久しぶりに「吹楽 IV」が開催され、その CD / DVD がリリースされたのを受けて、過去 2 回の演奏会が DVD-R で再リリースされた。 音自体はすでに CD でリリース済だし、アマチュア演奏のみで東京佼成ウィンドオーケストラの演奏は未収録だし、買おうかどうしようか躊躇していたのだが、「数量限定再入荷! 大好評につき、『 吹楽 II & III 』DVD-Rを10枚限定で!」とか書かれると、「やはり手元に置いておかざるを得ないのか …..」と思ってしまう。 江村哲二作品集《地平線のクオリア》 先ごろ亡くなった江村哲二さんの初の作品集。 作品はまったく聞いたことがなかったのだが、茂木健一郎さんとの共著「音楽を「考える」」を読んで、その作曲姿勢に惹かれるものを感じたので、音楽も聞いてみたいと思ったしだい。
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決定的瞬間
有休を取って、東京国立近代美術館で開催されている「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」を見に行く。 ブレッソンといえば、「決定的瞬間」の代名詞ともいえるこの作品がいちばん有名なのかな? やはり、印象としてはヨーロッパ、スペイン内戦とか第二次大戦中/戦後の各国の様子とかを撮影した作品が頭に浮かぶのであるが、今回はその他の国々を訪問して撮影された作品をあらためて認識したしだい。 例えば、1947〜1948年のインドでは暗殺される直前のガンジーに接していたり、彼の葬儀に立ち会っていたりするし、1949年の中国では国共 内戦に敗れた国民党が逃走する現場に立ち会っていたりするのだ。「日本で行なう展覧会では日本を撮った作品を展示するのがエチケットだ」ということで日本 を撮影した作品もある。 日常を切り取るということは、その被写体全てを撮影者がコントロールできるわけではないということである。にも関わらず、彼の写真には全ての被写体が「そう撮影されること」を必然的に自覚しているようなたたずまいがあるのである。 世界各地で撮影された作品、それらが掲載された雑誌、個人的な記録写真、デッサン、映像作品など、ほぼその生涯を網羅できる大規模な展示である。駈け足気味で見たのであるがそれでも2時間かかった。 その後、常設展示に古賀春江の「海」があることを思い出し、昼食を取ってから見ることにした。日本人によって書かれたシュールレアリスム絵画の傑作である。 また、同じフロアに岸田劉生とその娘麗子に関する資料がいくつか展示されていたので見てみる。麗子というのは、あの泣く子も黙る「麗子像」のモデルである。 麗子の写真(絵よりずっとかわいい)や、劉生の日記、劉生が麗子に当てた手紙などを見ていると、「麗子像」だけでは知ることのできない父親から娘への温かい愛情がよくわかる。 その後、新丸ビルにてカバンを衝動買い。 いやあ、都会ってやっぱりいいですね。
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静岡県吹奏楽コンクール(大学・職場・一般の部)
訳あって、静岡県吹奏楽コンクール(大学・職場・一般の部)を聞きに行く。 コンクールを生で聞くなんて何年ぶりだろう。 普段は演奏会とかしか聞きに行かないので、短時間でいろいろなバンドのサウンドが聞けるというのは収穫であった。 出演12団体(大学3、職場1、一般8)中、課題曲IVが8団体。けっこうげんなり。 ほとんどのバンドが技術的にはある程度の水準まで達しているので、あとはスコアの読みの深さが差になって現われてくるのかな。マーチは深読みをそのまま音楽にするとやぼったくなってしまうので、そのあたりのさじ加減がセンスなのではないかなと。 自由曲は ….. はっきり言って「なぜコンクールに出場しているのだろう?」という演奏が多かった。まあ、参加することにいろいろな意義はあるわけだし、そこには各バンド /各演奏者の事情もあるのだろうが、コンクールである以上は「審査される」ことを念頭に置かなければいけないだろう。 そういう「審査される」とか「評価される」側としての気負いとか緊張感みたいなものが全然感じられない、ぬるーい雰囲気だった。
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2つの夏祭り
お母さんと息子は保育園が主催する夏祭りへ。 お父さんは毎年恒例となった近くの町の夏祭りの「お仕事」へ。 ゲバゲバ90分 涙そうそう アンパンマンのマーチ ちびまる子ちゃんメドレー サンダーバード リズム感というよりタイム感が全然歩み寄らないなあ ….. テンポが変わらない曲をインテンポで演奏できないのは問題である。