月別アーカイブ: 2007年3月

そういう性格なんです

すみません、人から CD を借りてもなかなか聞かないんです …..

すみません、人から本を借りてもなかなか読まないんです …..

(かといって、自分で買った CD をすぐ聞いたり、自分で買った本をすぐ読んだりするかというと …..)

以上、前振り。

1年ほど前、知人からかなり貴重な吹奏楽のレコードをたくさん借りた。 具体的にいうと、

  • ソニーの「武蔵野音楽大学ウインドアンサンブル」シリーズ
    • CD 時代になっても、ミッチェルの《スターフライト序曲》やラニングの《シンフォニア・フェスティーヴァ》などはこのシリーズの LP でしか聞けなかった。
    • シュワントナーの《…そして、どこにも山の姿はない》を初めて聞いたのはこのシリーズの第2集。
    • 渋いサリナックの《異教徒イベリア人の讃歌と舞曲》なども貴重な録音。
  • ソニーの「コンクール自由曲集」
  • キングの「オリジナル吹奏楽曲集」
    • 山田一雄が懐かしい名曲を振っている。
  • 東芝 EMI の「吹奏楽オリジナル名曲集」
    • 朝比奈隆によるジェイガーの《交響曲》やショスタコの《祝典序曲》、大栗裕による《小狂詩曲》の自作自演。

などである。 中学校の頃は、このへんのシリーズが音楽室にあって(おそらく吹奏楽部顧問の私物だったと思われる)選曲のために聞いていた思い出がある。今の耳で聞くと他愛もない曲が多いのだが、懐かしさはそのあたりを美化してくれる。

で、1年も経っているので当然のことながら、そろそろ催促が来る。 (そういう性格なので)当然のことながら、ほとんど聞いていない。

では、どうするか? 「早く返さないといけない」「いつ聞けるかわからない」、この相反する要件を満足するためには「いつでも聞けるようにコピーしておく」という手段を取る。

ということで、数日前から猿のようにレコードをファイルに落としている。 レコードプレーヤーからデジタル録音しようとすると、今の環境では DVD レコーダーしか近くにない。 結局、DVD レコーダーで DVD-RAM に録音 → PC に持ってきて AC-3 音声から WAV に切り出す → とりあえずアルバム単位で切り出す ….. という作業をやっている。

しかも、レコードプレーヤーがある部屋と、PC で作業する部屋は離れているので、PC で作業をしながら 20 数分おきにレコードをひっくり返しに(あるいは交換しに)部屋を移動している。

楽しくもあり、哀しくもあり …..

体がこの作業を覚えている間に自分のレコードライブラリーも一気にデジタル化しようか …..

当たりました

先行予約のチケットが当たった。

http://www.nissen.jp/stpj/live2007.htm

YMO も見たし、Sketch Show も見たが、Human Audio Sponge は初めて。 楽しみ楽しみ。

久しぶりに grok さんとお会いして、お三方についての雑談をする。 やはり YMO は YMO で、HAS は HAS なんだということで意見が一致。

ということで、私は YMO ではなく HAS を聞きに行くのである。

身辺整理

町内会の廃品回収があったので書類の整理。 不要な雑誌類や大昔に資料用にコピーした紙類を処分することにした。 (大学時代に「世界名曲全集」からコピーしたオネゲルやプロコフィエフやショスタコーヴィチの作品解説が出てきた …..)

ついでに CD も売りに出すことにした。 リマスタリングや紙ジャケ化で買い直したモノたちである。 「BOOK OFF」とかだと機械的に値付けされると思ったので、CD 専門店に持ち込む。 22 枚で 8500 円ほど。かなりの傷モノや輸入盤も含まれていたので概ね満足。 先日買い換えたジョン&ヨーコの前衛三部作などは一枚900円で買い取ってもらえた。

で、売り払ったお金で買ったのが(笑)以下の CD。

坂本龍一イン・ザ・ナインティーズ‾ザ・マーク・プラッティ・リミックス

まあ、いわゆる「アルファ商法」という奴か。アルファ時代の教授のソロ音源、つまりシングル「WAR HEAD」、アルバム「B-2 UNIT」「左うでの夢」あたりを使ったリミックス。ほとんど原型はとどめておらず、「WAR HEAD」のヴォコーダーとか印象的なフレーズが時々顔を出すダンス・ミュージック。ベースになっているリズムとかスクラッチのようなエフェクトを多用し たフレーズなど時代を感じる。

吹奏楽ベストテン(4)

吹奏楽ベストテン(6)

まあ、安かったので資料として …

あいのて

NHK 教育で放送されている「あいのて」という番組を息子と一緒に見ている。 ペットボトル、ゴミ袋、紙コップなど、身近にあるものを使って、集団で音楽を演奏する楽しみを教えてくれる番組である。

(ちなみに3人いる「あいのて」さんのうちの一人は、鍵盤ハーモニカアンサンブル「Pブロッ」を主催している野村誠さん。)

今日の内容では、どうも今年度いっぱいで終了してしまう雰囲気。 しんみりしてしまった。

アルコール補充

久しぶりに自転車のライトを点灯しなくてもいい時間に帰宅する。

妻が夕食の支度をしている間に、酒屋さんでアルコール補充。 高知の栗焼酎「ダバタ火振」と沖縄の泡盛「残波」を買う。 (先週の日本酒で懲りたのでね …..)

尾高賞

妙に尾高賞受賞作品リストへのアクセスが多いなあ ….. と思ったら、今年度の受賞作品が発表されたとのこと。

さっそく更新しておきました。

ついでに宮部みゆきさんの「名もなき毒」が吉川英治文学賞に選ばれたらしい。 前にも書いたけど「火車」とかに比べると、ちょっと構成が弱い気がするんだよなあ