-
そういう性格なんです
すみません、人から CD を借りてもなかなか聞かないんです ….. すみません、人から本を借りてもなかなか読まないんです ….. (かといって、自分で買った CD をすぐ聞いたり、自分で買った本をすぐ読んだりするかというと …..) 以上、前振り。 1年ほど前、知人からかなり貴重な吹奏楽のレコードをたくさん借りた。 具体的にいうと、 ソニーの「武蔵野音楽大学ウインドアンサンブル」シリーズ CD 時代になっても、ミッチェルの《スターフライト序曲》やラニングの《シンフォニア・フェスティーヴァ》などはこのシリーズの LP でしか聞けなかった。 シュワントナーの《…そして、どこにも山の姿はない》を初めて聞いたのはこのシリーズの第2集。 渋いサリナックの《異教徒イベリア人の讃歌と舞曲》なども貴重な録音。 ソニーの「コンクール自由曲集」 キングの「オリジナル吹奏楽曲集」 山田一雄が懐かしい名曲を振っている。 東芝 EMI の「吹奏楽オリジナル名曲集」 朝比奈隆によるジェイガーの《交響曲》やショスタコの《祝典序曲》、大栗裕による《小狂詩曲》の自作自演。 などである。 中学校の頃は、このへんのシリーズが音楽室にあって(おそらく吹奏楽部顧問の私物だったと思われる)選曲のために聞いていた思い出がある。今の耳で聞くと他愛もない曲が多いのだが、懐かしさはそのあたりを美化してくれる。 で、1年も経っているので当然のことながら、そろそろ催促が来る。 (そういう性格なので)当然のことながら、ほとんど聞いていない。 では、どうするか? 「早く返さないといけない」「いつ聞けるかわからない」、この相反する要件を満足するためには「いつでも聞けるようにコピーしておく」という手段を取る。 ということで、数日前から猿のようにレコードをファイルに落としている。 レコードプレーヤーからデジタル録音しようとすると、今の環境では DVD レコーダーしか近くにない。 結局、DVD レコーダーで DVD-RAM に録音 → PC に持ってきて AC-3 音声から WAV に切り出す → とりあえずアルバム単位で切り出す ….. という作業をやっている。 しかも、レコードプレーヤーがある部屋と、PC で作業する部屋は離れているので、PC で作業をしながら […]