地味に快進撃を続ける NAXOS レーベルの WIND BAND CLASSICS シリーズ。
久しぶりにのぞいてみたら、以下のような CD がリリースされる(された)らしい。
Orff: Carmina Burana Suite; Bird: Serenade for Wind Instruments; Reed: La Fiesta Mexicana
過去に自主制作盤として制作されていた盤の再リリース。日本でも短い期間ではあるが購入することができた。
実は曲目といい演奏といい、あまり魅力的なものではない …..
現在の音楽監督であるマイケル・コルバーン指揮ということなので全曲新録音かも知れないが、全ての作品は過去の自主制作盤に収録されているものなので、それらを集めた可能性もある。この盤での収録曲と過去の収録盤は以下の通り。
- ジュゼッペ・ヴェルディ/歌劇「アイーダ」より凱旋行進曲
- RECROSPECTIVE(USMB-CD-18)に収録。
- イーゴル・ストラヴィンスキー/管楽器のシンフォニーズ
- Symphonies of Wind Instruments(USMB CD-17)に収録。この録音はストラヴィンスキーとも親交があったロバート・クラフトが2001年に校訂した版を使っているので貴重。
- ヴィンセント・パーシケッティ/交響曲第6番
- Emblems(USMB CD-20)に収録。
- ヤロミール・ワインベルガー/「笛吹きシュワンダ」よりポルカとフーガ
- RECROSPECTIVE(USMB-CD-18)に収録。
- アーロン・コープランド/エンブレムス
- Emblems(USMB CD-20)に収録。
- パーシー・グレインジャー/子供のためのマーチ「丘を越えて彼方へ」
- SHOWCASE VOLUME TWO(USMB-CD-4)に収録。
- ウィリアム・ウォルトン/戴冠式行進曲「王冠」
- RECROSPECTIVE(USMB-CD-18)に収録。
マッキーの《レッドライン・タンゴ》収録盤とか、ジャンニーニの作品集と比べるとちょっと地味な印象がある。他レーベルの焼き直しだけでなく、ああいった新録音をリリースして欲しいなあ …..