軋轢

軋轢

かれこれ20年以上も前から教授がプロデュースしたということは知っていたのだが、なかなか聞く機会がなかった。 ふとしたきっかけで買ってみることにした。 ちなみに、このアルバムタイトルは本当は「FRICTION / FRICTION」で、発売時に帯につけたコピー「軋轢」がそのままアルバムタイトルとして定着しているものらしい。

PASS レーベルの全シングルを集めたコンピレーション「PASS NO PAST 〜 EPシングルズ」でもフリクションの演奏は聞くことができる。1970年代後半から1980年代前半のパンク/ニューウェイヴ・ムーヴメント、例えばイギ リスにおけるセックス・ピストルズや PIL、アメリカにおける「No New York」の流れをもっとも正統的に引き継いでいる日本のバンドのように思える。

スリー・ピースから繰り出される極めて硬質なビート。快感である。心地よい眩暈がする。

確かに THEE MICHELLE GUN ELEPHANT を遡るとここに行き着くのかも。意外に教授色は少ない。

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