公私ともにやることが多過ぎて日記を書く気力がない …..
NAXOS から出始めた吹奏楽作品集を購入。
とりあえず、ジャンニーニの《交響曲第3番》を聞いてみる。
古典的な交響曲の構成に基づいた作品。 あまりにも生真面目過ぎて聞き栄えがしないのかも知れない。 何度か所属する吹奏楽団の選曲候補に挙げてみたのだが、なかなか演奏者の支持が得られない。
いかにも古めかしいソナタ形式の開始を思わせる第1楽章の冒頭と、それに続く複雑なフーガ、6/8 と 3/4 が交錯するスケルツォの第3楽章あたりが好きである。
今までの愛聴盤だったフェネル/ダラス・ウィンド・シンフォニーはかなりゴージャスな響きがしていたのであるが、この演奏はそれとは対照的にかなり風通しがいい。いわゆる「ウィンド・アンサンブル」の響きのお手本のような感じである。
第1楽章や第4楽章は演奏も生真面目で面白みに欠けるのであるが、第2楽章はウィンド・アンサンブル的な響きが生み出すソノリティが効果的だし、第3楽章も乾いた響きが諧謔性を醸し出していてなかなか面白い。
他の曲や、もう一枚のCDはがんばって後日聞きます …..