下振りは難しい

所属する吹奏楽団の合奏。

汐澤先生に客演指揮をお願いする《バラの謝肉祭》(オリヴァドーティ)と《アルメニアン・ダンス・パートI》(アルフレッド・リード)を振る。

前回来ていただいた時の指摘内容の確認と、そのときにいただいた宿題の片づけが主な目的である。

やはり他人の解釈やテンポで振るのは難しい。

下振りの役割は、大まかなテンポ設定を真似て、そのテンポで演奏者が心地よく演奏できることを確認することなのかなあ、と思ったりもした。
でも、やっぱり私が意図しないところで汐澤先生と根本的に違う部分も出てくるらしい。例えば、汐澤先生がインテンポでいっている部分において、私がインテンポだと思って振っていても微妙に遅くなっていたりするらしい。

… んんん、難しい。

《ロシアン・ダンス組曲》。ちょっと表現の掘りを深くしようと思うとテンポが不安定になるなあ。最後の曲はアルメニアン・ダンスと同じように勢いで熱狂的に持っていきたい。

指揮者をやって20年近くになるが、初めて「指揮棒で左手の手の平を突き刺す」ということをやってしまった。怖いっすねえ。痛いっすねえ …

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