ザ・ローズ・ハズ・ティース・イン・ザ・マウス・オブ・ア・ビースト
ビョークのアルバム参加やツアーメンバーとしてすっかり有名になったエレクトロニカ・デュオであるマトモスのニューアルバム。ビョークの素晴らしいライブDVD「ロイヤル・オペラ・ハウス」でも、そのマッド・サイエンティスト風の奇妙な演奏を見ることができる。
現実音をサンプリングして曲を作るあたりは「ミュジーク・コンクレート」とも言えるかも知れない。
このアルバムでも牛の臓器だとか精液だとか自分の体にタバコの火を押しつける音とかをサンプリングしているらしい。彼らのホームページに写真入りの解説があるが、あまり詳しく見たくない。
そういうゲテモノ的なサンプリング素材を使っても音楽の方はかなりポップ。