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ストーンズを聞こう(その1)
せっかく買ったのでストーンズでも聞いてみよう。 ベガーズ・バンケット(紙ジャケット仕様) 1968年の作品。発売当時はトイレの落書きを使ったジャケットに対してレコード会社からクレームがつき、真っ白なジャケットでリリースされたらしい。 1曲目の《悪魔を憐れむ歌(Sympathy For The Devil)》とか6曲目の《ストリート・ファイティング・マン(Street Fighting Man)》あたりが有名曲か。前者はアフリカ音楽を思わせるパーカッションのリズムや掛け声が特徴的。後者はストレートなロックンロール。 これらの売れ線以外の曲はなかなか渋いブルースが揃っている。こういう渋い一面はベスト盤だけを聞いていると見えてこないんだよなあ。シングルでリリースされた曲ばかり聞いていると、ストーンズって雰囲気一発で何も考えていないような印象があるのだが(ごめんなさい、ごめんなさい …..)、こういう隠れた曲を聞くとアメリカ南部の音楽をちゃんと咀嚼しようとしていることが分かる。 曲によって音質の差はあるが、リマスタリングされた音はかなり生々しくてよい。 さあ、シリーズ「その2」はあるのか?