うちの吹奏楽団の団長の従兄弟(でしたっけ?)の結婚披露宴での演奏。
- メンデルスゾーン/結婚行進曲
- ワーグナー/結婚行進曲(婚礼の合唱)
- イン・ザ・ムード
- サンダーバード
- アメイジング・グレイス
- ムーン・リバー
- レット・イット・ビー
- オブラディ・オブラダ
編成に若干の偏りがあったり、練習時間が少なかったり、いろいろ演奏者は大変だったと思うが、演奏はかなり安定していた。概ね満足。
課題は歌モノのメロディのフレージング。シラブルを考えたタンギングのバリエーションを増やして欲しいものである。
例えば、4分音符一つと8分音符二つが並んでいるような音形の場合、「タン・タ・タ」と演奏するのか「ター・タ・タ」なのか「タッ・タ・タ」なのか「ター・ラ・タ」なのか「ター・ラ・ラ」なのか … というように、各音のアタックをどうするべきか、音の長さをどうするべきか、次の音とのつながりをどうするべきか、などで多くの可能性があるのである。
原曲を知っている人は原曲の歌詞や歌っている人の歌い方を参考にするもよし、とにかくパートの中で統一するもよし、もっと考えて欲しい。
少なくとも、同じような音量で同じような音形で演奏してしまえば、それはメロディではなくなり、それは聞いている人にとってただの音の羅列でしかなくなってしまうのである。