バンドクリニック(第二日目)

朝、「題名のない音楽会」を見ていたら突然「砂の嵐」が … おそらくケーブルテレビの送り出し側の不具合と思われる。何とか録画したものを団員から借りられそうなので助かったが … 何だかなあ。

というわけで、前日に引き続き汐澤安彦先生によるバンドクリニックの第二日目。録画して勉強したいと思い、急きょビデオ用の三脚を買ってクリニックに臨む。

今日はグレインジャーの《リンカンシャーの花束》を見ていただく。

休憩中にも「よく仕上がっているようなので、重箱の隅をつつくようで申し訳ありませんが …」とおっしゃっていたが(社交辞令だとしてもなかなかうれしい)、フレージングのちょっとしたコツとか、各パートのダイナミクスの処理などによって、音楽がとても立体的になる。

特に第1〜3楽章ではそういう多層的な音楽が展開されるので、ちょっとしたアタックの処理などで浮き出てくる旋律が変わるのがすごい。何度か感動してしまった。

基本的には昨日の感想と同じなのだが、うちのバンドの演奏者がここまで演奏できるということがわかってしまった今、問題は指揮者の力なのである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください