妻が友人から借りてきたエッセイがなかなか面白かったらしい。(結局私は全然読まなかったのだが …..)
その作者が高野優という方で育児に関するコミックやエッセイをたくさん出しているらしいことを知った。この4冊はシリーズらしいのでまとめて買って読んでみた。
以前、とある出版社から出版されたいたものを、出版社を変えて書き下ろしエッセイを加えて再出版したもの。ということで、後年書かれたエッセイは手馴れた感じのエッセイらしいエッセイなので、まあよくあるエッセイという感じ。(全然説明になっていないな …)
コミックの方は3人の女の子を育てていく様子が時間を追って描かれている。子供が増えるにつれ、また子供が大きくなるにつれ、ストーリーも絵柄も壊れていくのが面白い。きっと相当なパワーを持っていないと太刀打ちできないのだろう。
ここに描かれているうれしいことや悲しいことに素直に共感できるのは、やっぱり人の親になったからなのかなあ … とふと思う。明らかに涙腺が緩くなっています。