そろそろ本格的に定期演奏会の練習が始まる。
ここ最近「こども講座」の練習でポップス系の曲ばかり振っていたせいか、いわゆる「指揮者の筋肉」の感覚がどうもしっくりこない。
普段は重心がほぼ握る位置にある指揮棒を使っているのだが、今日はそれより少し棒の先の方に重心がある指揮棒を使う。なかなか意図通りに動かない腕を、棒の重さによる慣性の力を借りて動かしてみようと考えたのである。
わりと意図通りにうまくいったような気がする。やはり「素振り」(指揮の基礎練習)はきちんと時間をかけてやらないと筋肉が退化してしまうのかなあ?