アヴァンギャルド・アコースティックのスピーカー

リスニング・ルームのスピーカー配置を変更しようと思い立った。 サラウンド用のリア・スピーカーの位置が悪くて DVD の音声がいまいち気に入らなかったのである。 ケーブルの引き回しに問題があるので新しくスピーカー・ケーブルを買いに行った。

ケーブル自体は問題なく買えた(少々予算よりも高くついたのであるが)が、ふと目に留まったスピーカーがあったので試聴させてもらうことにした。

ティアックが輸入販売しているドイツのアヴァンギャルド・アコースティックの「DUO」というスピーカー・システムである。(写真はこちら) 直径70cmくらいの馬鹿でかいホーンが目立つ斬新なデザインである。(気になるお値段は280万円なり)

応答のよさと低音の空気感がいい感じ。かなり分離がよいのでフルオーケストラなどよりは室内楽やジャズくらいの編成の方が向いているように思う。リ ファレンスとしてドヴォルザークの交響曲第9番(指揮者/演奏者不明)を聞かせてもらったのだが、各楽器がはっきり聞こえる反面、全体としてのまとまりが なくなってしまう気がする。その後に聞かせていただいたジャズ・トリオの方が合っている。

最高級モデル(気になるお値段は1800万円なり)を使ったジャズ喫茶が近々浜松にオープンするらしいのでぜひ行ってみたい。

自宅のもっと貧相な(涙)オーディオ・システムはリア・スピーカーの位置を移動してだいぶサラウンド感がよくなった。ビョークの「ヴェスパタイン」 (DVD オーディオ盤)を聞いて幸せになる。この DVD は内容もいいし、マルチチャンネルオーディオのリファレンスにももってこいである。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください