日別アーカイブ: 2004 年 9 月 20 日

オーディオの今と昔

依頼演奏のあと、NHK浜松支局で開催されていた「オーディオの今と昔」という展示会を見に行く。浜松オーディオクラブ主催で、持ち込まれた機材は全て会員の所有物だそうだ。(やっぱり会員じゃないかと思っていた知人談)

SPレコード、LPレコード、CD、SACDなどをいろいろな高級機で聞くことができた。やっぱりLPレコードの音はいい。サッチモの《ホワット・ア・ワンダフル・ワールド》のオリジナル・バージョンを聞いたのだが、恥ずかしい話、私はこの演奏にヴィブラフォンが使われているのを今まで気がつかなかった。非常につつましくはあるが、ちゃんとヴィブラフォンの残響が味わえるのである。

敬老会の依頼演奏

ふだん練習で使わせていただいている積志公民館からの依頼で、本日行われた敬老会の余興(笑)で演奏した。

定期演奏会直後でなかなか練習する時間が少なかったこと、祝日ということで仕事が入っている団員もいて演奏者が少なかったこと、など厳しい条件もあったが、演奏の出来もよかったし、聞きに来ている方々にも喜んでいただけたのではないかと思う。

懐かしい日本のメロディ(《椰子の実》《赤とんぼ》《朧月夜》《里の秋》)や、中村八大のヒット曲などを中心に演奏したのであるが、体を揺らしながらメロディに聞き入っていたおばあちゃんなどもいたようだ。

(何か気恥ずかしい表現になってしまうが)こういう場こそ、ただ演奏するだけではなく聞いている方一人一人の心に届く演奏をしなければいけないと感じる。