馬鹿買い

緊張感の反動か?気付いたら馬鹿買い。

ジム・ジャームッシュ(私のもっとも好きな映画監督)の新作をウェブで探していた時に発見。他にもアキ・カウリスマキ、ビクトル・エリセ、ヴィム・ヴェンダース、スパイク・リー、ベルナルド・ベルトルッチ、フォルカー・シュレンドルフ、ジャン = リュック・ゴダールなど、名前を聞くだけでわくわくする映画監督たち15名がそれぞれ手がけた10分間の短編映画のコンピレーション。

冨田勲の一連のシンセサイザー・アルバム。待望のリマスタリングCD。紙ジャケよりもリマスタリングされたことの方が意味が大きい。

上記のラインナップは年代順。「ダフニスとクロエ」までくるとかなり洗練されてくるのであるが、それは「斬新さ」が消えつつあることを意味する。

「月の光」に収録されているドビュッシーの諸作品や、「展覧会の絵」などは、シンセサイザーでなければ表現し得ない音色の魅力にあふれていた。まあ、これらは原曲がピアノ曲であるから、かなりイマジネーションを広げることができたのだろう。しかし、「ダフニスとクロエ」の場合、相手はオーケストレーションの魔術師と言われるラヴェルである。制作者である冨田勲さんにしろ、聴衆である我々にしろ、すでに完成された作品の呪縛から逃れることは難しい。

「惑星」や今月発売される「宇宙幻想」「バミューダ・トライアングル」など宇宙へ思いをはせるコンセプト・アルバムが続いたのは、時代だったのかシンセサイザーという楽器がそういう思いへ向かわせたのか?

ほとんど「ジャケ買い」のUAのマキシシングル。DVDもついている。ジャケットだけでなくプラケースに特殊印刷を施した意匠も素晴らしい。ジャケット写真やDVDに収録されているビデオ・クリップはわが浜松の中田島砂丘で撮影されたらしい。

NAXOSの日本人作曲家選輯の一枚。最近リリースペースが早くなってきてうれしい。ショスタコーヴィチと伊福部昭(と時々プロコフィエフ)を彷彿とさせる作風はかなり聞きやすいのではないか。

期末処分で安く売っていたので買ってみました。

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